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PHONON2550 初日

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なし PHONON2550 初日

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 .2 .3 .4 .5 .6 .7 .8 .9 .10 .11 .12 | 投稿日時 2007/3/4 14:01 | 最終変更
高橋かしこ 
[PHONON2550]初日もつつがなく終了いたしました。
セットリストはNEWSのほうをご覧になってください。

にしても、予想以上の盛り上がりでしたね。
企画性のないライヴは99年の[Live-Phonon]以来になるわけで
オーディエンスの期待もそれだけ高かったでしょう。
全立見で客が満員という「場の力」も大きかったのでしょうが
そうしたオーディエンスとの相乗効果で
平沢さんも後半は明らかに「ノって」いたと思います。
リハーサルの際に「息継ぎなんか考えて曲は作ってない」と言っていた
「救済の技法」あたりはかなり高揚してましたね。

デビュー・ライヴから平沢進を見続けていた生井秀樹カメラマンが
終演後しきりに「新しい」を連発してしていたのが印象的でした。
サウンドが変化したというよりは、全体の躍動感、ダイナミズムが
「新しさ」を醸し出していたのかもしれません。

会場のサウンド・システムも個人的にはかなり好みでした。
曲によって低音がききすぎていたようにも思いますが、
キックのヌケもよかったし、ああいいうガッシャンガッシャンした
「工事現場サウンド」は快感ですね。
某監督夫人(小山明子ではない)が「ノイバウテンっぽかった」と
つぶやいていたのもうなずけます。
たとえスタジオ盤とアレンジが違わない曲であっても
それだけでもライヴで聴く意味があるってものです。

「スノーブラインド」のガムラン・アレンジもよかったし
「山頂晴れて」のマシン・コーラス(戸川純クローン)も笑えた。
「QUIT」でA2500の声が聴けなかったのはちょっと淋しい。

若干のシステム・トラブルやパフォーマ・トラブル(笑)もありましたが、
ニュー・マシン「Graviton version 2」は問題なく動作。
2日目も楽しみにして出かけることといたしましょう。
投票数:7 平均点:4.29
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