FILTER Volume.01
- 2021年7月14日発売
- 発行: 株式会社FE Plot
- 発売: 株式会社 シンコーミュージック・エンタテイメント
- A4判/144ページ
- シンセサイザーを中心とした音楽にまつわる情報を扱うムック
- 年2回(不定期)発行予定
表紙: 平沢進×福間創×小西健司
鼎談: 平沢進×福間創×小西健司「シンセサイザーの制御と表現」
横川理彦セレクション シンセ・アルバム・ベスト50
2021年4月28日・29日に大阪・フェスティバルホールで開催され、中継も行われた「24曼荼羅(不死MANDALA)」のダイジェスト・ムーヴィが公開。
平沢進 + 会人
24曼荼羅(不死MANDALA)
大阪・フェスティバルホール
●出演
平沢進
会人SSHO
会人TAZZ
ユージ・レルレ・カワグチ(#STDRUMS)/サポート・ドラムス
2021年4月28日(水)
https://youtu.be/bRFvgpV6U3s
2021年4月29日(木・祝)
https://youtu.be/rhmN5n-VxYs
平沢進 + 会人
pragmamme
nakaitoshifumi
nakai-0003
20210年5月4日販売受付開始
2,970円(税込)
01. oval
02. scape
03. sakasama
04. stainable
05. medium
06. pragmamme
07. rayoff
08. dustline
09. area
10. outer
11. route2
※5月23日まで送料無料
豪華化粧箱入り、各曲カード付き
正面に向かって右側を磁石で留める箱なので、この側面を手前にして左右(天側または地側)に指を引っ掛けて起こすと開けやすい
なぜか背文字が地から天へ向かっているのが気持ち悪い
箱の正面を天に向けて横から見るとサカサマになるので、なお気持ち悪い
あ、ここまで書いて気がついた、sakasamaか!!
平沢進 + 会人
twitterフォロワは24万人突破記念ライヴ
24曼荼羅(不死MANDALA)
大阪・フェスティバルホール
2021年4月29日(木・祝)18:00開演
https://www.festivalhall.jp/
●出演
平沢進
会人SSHO
会人TAZZ
ユージ・レルレ・カワグチ(#STDRUMS)/サポート・ドラムス
●配信サイト
https://t.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=2107122&rlsCd=001
※4/29公演は5/6(木)23:59まで配信
●演奏曲目
01: TOWN-0 PHASE-5
02: 幽霊飛行機
03: 高貴な城
04: 空転G
05: 脳動説
06: 回路OFF回路ON
07: Gemini
08: スノーブラインド
09: MURAMASA
10: アヴァター・アローン
11: ロタティオン(LOTUS-2)
12: 遮眼大師
13: 排時光
14: オーロラ
15: Amputeeガーベラ
EN
16: Kingdom
17: Timelineの終わり(新曲/表記不明)
●特設サイト
https://www.susumuhirasawa.online/240000
https://susumuhirasawa.com/information/archives/1420
https://www.susumuhirasawa.online/attention2-24mandala
2日めも「いい鳴り」の無言大拍手で開演。
『救済の技法』ジャケットの「赤帯」をあしらった舞台美術に似つかわしく、初日は後半の起爆剤だったクアドラプル・ドラムの「TOWN-0 PHASE-5」からスタート。
2曲め「幽霊飛行機」で早くもレルレにビル・ブラッフォード(ブルーフォード)降臨。
続く「高貴な城」の3曲で本篇終了。あとは長い長いアンコール。
というのは言い過ぎだが、初日の緊張感に比べて楽日は目標達成が見えていたこともあり、余裕があったとは言える。
「オーロラ」で24万打達成するまでうっかり当初の目的(企画)を忘れるほどに充実した密度であった。
そういえば「第9曼荼羅」からの企画「打数カウント」って、スネアだけだったか。平沢進と会人2人はタムタムを叩いているが、これも打数カウントされてるのだろうか。
アルバム単位では『AURORA』までの曲しかバンド・スタイルでやってないので『Sim City』以降の曲に生ドラムが入るとそれだけで感動する。まったく卑怯な手だ。
レルレのドラミングは多彩で、曲によってマレットを使ったりと音色も豊か。
そういえば、上手会人(SSHO)はなぜか核P-MODEL曲でギターを弾きまくる見せ場があったけれども、下手会人(TAZZ)の影が薄かったのは残念である。「オーロラ」のキイボードは印象的だったけど。
新型レイザー・ハープの登場とか、いろいろあったけれども、そうしたことがどうでもよくなるほどに、とにかくこれまでのライヴでもっともプログレ度、ハード・ロック度の高い2日間であった。
かつて「ギター嫌い」を装っていた平沢進であるが、近年のライヴでは「ギター好き」を隠そうともせず弾きまくっている。
「会然TREK 2K20▲03」(2020年Zepp東京)スタイルでのライヴを大阪ではやっていなかったので「24曼荼羅」は大阪のみの公演となったのかもしれないが、シャッター通りとなった大阪へきた甲斐は充分にあった。
これが核P-MODELのライヴだったらどういう事態になっていたかと心配になる。
とか言いつつ、早くも Fuji Rock が気になっていたりする。
▲レルレにとって108打は楽勝か