動作検証用Weblog

Amigaはフォーエバーだったか?

このところはすっかりAmigaから離れていたのだが、Individual Computers から5月に面白い新製品が出ていたらしいので、久しぶりにAmiga界隈をチェックしてみた。

A603 expansion

http://www.jschoenfeld.com/new……s138_e.htm
http://amigakit.leamancomputin……cts_id=879

Amiga600のChipRAMを1MB増設してトータルで2MBにするボードで、そういう製品はこれまでもいっぱいあった。
同じ Individual Computers からもA602という製品が出ていて、これはその後継にあたる。
じゃあ、なにがすごいかというと、デカい充電池がコイン電池に変わったことでも、A1200互換のクロックポート・ヘッダがついていることでもない。
いや、A602でクロックポートがついたことは驚いたけど、今回はなんと Denise用のソケットがついているのだ。

もちろんA600にももともと Denise は載っているが、A500やA2000シリーズの違ってソケットに挿さったDIPではなく直付けのPLCCだった。
そのため、Deniseソケットに挿すタイプの内蔵スキャンダブラなどが使えなかったのだが、これで使えるようになったというわけ。

今さらそんなソケットをつけたってDeniseソケットに亀の子的に載っけるOCS/ECS用の内蔵スキャンダブラなんて売ってないじゃないか、という意見を持ったあなたは立派なアミーガンだ。
ところが、Individual Computers はAGA用(≒A1200/A4000/CD32用)の内蔵スキャンダブラ Indivision AGA に続き、OCS/ECS用(≒A500/A2000用)のスキャンダブラ Indivision ECS を出してしまったのだ。
この Indivision ECS は ICD Flicker Free Video 2 (現在中古が高値で取り引きされている) に似ていると思ったら、 VideoToaster と一緒に使えるところまで一緒らしい。

Indivision AGA
http://www.jschoenfeld.com/new……s130_e.htm

Indivision AGA 1200 Scandoubler/Flicker Fixer (Internal)
http://amigakit.leamancomputin……cts_id=821

Indivision AGA 4000 / CD32 Scandoubler/Flicker Fixer (Internal)
http://amigakit.leamancomputin……cts_id=864

Indivision ECS Scandoubler / Flicker Fixer (Internal)
http://amigakit.leamancomputin……cts_id=918

にしても Individual Computers って、いったいなにを考えているのか。
まあ、いまどきAmigaの新製品を出すとこは Individual Computers くらいしかないよな。
いまいちばん元気なAmigaショップ amigakit.com では NTSC版の Mini Megi Chip まで売ってるし、すごいよな。

とか思っていたら、老舗のSoftwareHutも同じく老舗のGVPと組んでアクセラレータなど過去のAmiga製品を再生産している。
Great Valley Products – GVP-M

GVPはすでにAmiga製品から手を引いているので、たぶん SoftwareHut が企画したのだろう。
ToastScan もいい企画だと思ったけど、今のAmigaショップは単に売るだけじゃなく、こういう製品企画が必要なんだろうな。

さて、ここで紹介した製品のどれかをわたしは買うのだろうか。
ということはけっこう微妙。
A600は外付けのスキャンダブラでこと足りているし、なくて困ってるものはないしなあ。
少し前なら、用がなくても面白ければ買ってたかもしんないけど。

などということを考えていたら、久しぶりに実機に触りたくなり、A4000TとA2500の電源を入れる。
マシンが元気に起動したのはよいのだが、トラックボールの調子が悪い。
結局、修理のために半田吸いと半田ごてを引っ張り出してくるハメに。
なんてAmiga的展開だろう。

トラックバック・ピンバックはありません

トラックバック / ピンバックは現在受け付けていません。

コメントをどうぞ

コメントを投稿するにはログインしてください。