Marvell Gigabit LAN Driver for FedoraCore4
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投稿日時 2006/2/9 22:55
kasiko
投稿数: 76
(以下、まったくP-MODELとは関係ない私的メモです)
私の使っているマザーボードには、オンボードで Marvell 88E8053 PCI Express Gigabit というLANコントローラが乗っているのだが、Fedora Core 4 の標準ドライバでは動作しない。
幸い、メーカがLinux用ドライバのソースを用意してくれているので、それを利用する。
ドライバのコンパイルにはカーネルソースとカーネル開発パケジが必要なのだが、FC4ではなぜかデフォルトではインストールされないので、それもインストールしておく。
○用意するもの
Yukon GigE Linux Driver
Install package for Linux kernel 2.4.13, Install package for Linux kernel 2.4 and 2.6
http://www.marvell.com/drivers/driverDisplay.do?dId=107&pId=10
カーネル開発パケジ
kernel-devel-2.6.xxxxxx_FC4.xxx.rpm
カーネルソース
kernel-2.6.xxxxxx_FC4.src.rpm
http://fedora.jp/modules/download/
○カーネルソースのインストール
# rpm -Uvh kernel-devel-2.6.xxxxxx_FC4.xxx.rpm
# rpm -Uvh kernel-2.6.xxxxxx_FC4.src.rpm
# rpmbuild -bp --target i686 /usr/src/redhat/SPECS/kernel-2.6.spec
ビルドされたソースにシンボリックリンクを張っておく。
# ln -s /usr/src/redhat/BUILD/kernel-2.6.xx/linux-2.6.xx/ /usr/src/linux
○ドライバのインストール
ダウンロードしたドライバのソースを展開する
$ tar xvzf install-8_30.tar.bz2
DriverInstall というディレクトリが作成されるので移動してインストールスクリプトを実行する。
# ./install.sh
対話式のウィザードが始まるので、1)を選択
1) installation
2) generate patch
3) exit
Choose your favorite installation method:
しかし、エラーが出てコンパイルできない。
同じディレクトリに作成されるinstall.logを読む。
lsmod のパスが通ってないのと modpost がないのとで怒られてることがわかる。
install.sh をエディタで開いて lsmod を/sbin/lsmod としておく。
modpost はカーネルをビルドした際に生成されるのだが、なぜかコピーされれいない。
手動でコピーしておく。
# cp /usr/src/kernels/2.6.xxxxx_FC4-xxx/scripts/mod/modpost /usr/src/linux/scripts/mod/
再びインストールスクリプトを実行する
# ./install.sh
1) installation を選択し、ドライバをコンパイル&インストール。
(必要に応じて2) generate patch でパッチを当てておく)
うまくインストールされれば再起動。
以上。
P.S.
にしても、カーネルをアップデートするたんびにこの繰り返しってのがめんどくさい。
私の使っているマザーボードには、オンボードで Marvell 88E8053 PCI Express Gigabit というLANコントローラが乗っているのだが、Fedora Core 4 の標準ドライバでは動作しない。
幸い、メーカがLinux用ドライバのソースを用意してくれているので、それを利用する。
ドライバのコンパイルにはカーネルソースとカーネル開発パケジが必要なのだが、FC4ではなぜかデフォルトではインストールされないので、それもインストールしておく。
○用意するもの
Yukon GigE Linux Driver
Install package for Linux kernel 2.4.13, Install package for Linux kernel 2.4 and 2.6
http://www.marvell.com/drivers/driverDisplay.do?dId=107&pId=10
カーネル開発パケジ
kernel-devel-2.6.xxxxxx_FC4.xxx.rpm
カーネルソース
kernel-2.6.xxxxxx_FC4.src.rpm
http://fedora.jp/modules/download/
○カーネルソースのインストール
# rpm -Uvh kernel-devel-2.6.xxxxxx_FC4.xxx.rpm
# rpm -Uvh kernel-2.6.xxxxxx_FC4.src.rpm
# rpmbuild -bp --target i686 /usr/src/redhat/SPECS/kernel-2.6.spec
ビルドされたソースにシンボリックリンクを張っておく。
# ln -s /usr/src/redhat/BUILD/kernel-2.6.xx/linux-2.6.xx/ /usr/src/linux
○ドライバのインストール
ダウンロードしたドライバのソースを展開する
$ tar xvzf install-8_30.tar.bz2
DriverInstall というディレクトリが作成されるので移動してインストールスクリプトを実行する。
# ./install.sh
対話式のウィザードが始まるので、1)を選択
1) installation
2) generate patch
3) exit
Choose your favorite installation method:
しかし、エラーが出てコンパイルできない。
同じディレクトリに作成されるinstall.logを読む。
lsmod のパスが通ってないのと modpost がないのとで怒られてることがわかる。
install.sh をエディタで開いて lsmod を/sbin/lsmod としておく。
modpost はカーネルをビルドした際に生成されるのだが、なぜかコピーされれいない。
手動でコピーしておく。
# cp /usr/src/kernels/2.6.xxxxx_FC4-xxx/scripts/mod/modpost /usr/src/linux/scripts/mod/
再びインストールスクリプトを実行する
# ./install.sh
1) installation を選択し、ドライバをコンパイル&インストール。
(必要に応じて2) generate patch でパッチを当てておく)
うまくインストールされれば再起動。
以上。
P.S.
にしても、カーネルをアップデートするたんびにこの繰り返しってのがめんどくさい。
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