Fedora 8 と 10 環境での VirtualBox その2。
鬼門扱いされていたゲストOSでのUSB使用だが、意外とあっさりほぼマニュアル通りでつながった。
usbというグループを作ってユーザを追加し、fstabにファイルシステムを追加するだけ。
ただし、マニュアルにはfstabの記入例として以下のように記してあるが、Fedoraはこれではダメらしい。
(xxxはグループID)
none /proc/bus/usb usbfs devgid=xxx,devmode=664 0 0
こう書かなくてはいけないらしい。
none /sys/bus/usb/drivers usbfs devgid=xxx,devmode=664 0 0
参考サイト http://diaspar.jp/node/202
以下、手順。 usbグループを作ってユーザを追加。
# /usr/sbin/groupadd usb # /usr/bin/gpasswd -a <ユーザ名> usb
上記コマンドでは、グループのIDは自動的につけられるので確認。
$ id < ユーザ名> uid=500(< ユーザ名>) gid=500(< ユーザ名>) 所属グループ=500(< ユーザ名>),512(vboxusers),513(usb)
この例では513番だということになっているので、/etc/fstab を編集して下記1行を追加。
none /sys/bus/usb/drivers usbfs devgid=513,devmode=664 0 0
これで設定はおしまいで、ホストを再起動。 実際にUSB器機を使用するには、[設定]-[USB]-[デバイスからフィルタを追加する] を選択すると、自動的に現在接続中のUSB器機がリストアップされるので、使用したいデバイスを選択する。
ちなみに上記はHDDカメラをつないだところで、Linuxホスト上で「不明なデバイス」となっていても、ゲストOSであるWindowsXPではちゃんと認識された。
なお、うっかりUSBマウスやキーボードをフィルタに追加するとホストOSに戻ってこなくなる。
USBマウスやキーボードはUSBの設定をしなくても、フツーに使えます。
2011年1月29日(Saturday) 2:15:48
2011年1月28日(Friday) 23:32:56
2010年11月6日(Saturday) 21:44:50
2010年11月6日(Saturday) 12:03:24