平沢進 X 核P-MODEL
HYBRID PHONON 2014年10月13(月)
ステラボール(エプソン 品川アクアスタジアム内)
01: アンチ・ビストロン
02: SPEED TUBE
03: гипноза (Gipnoza)
04: 排時光
05: それ行け! Halycon
06: NURSE CAFE
07: 脳動説
08: 王道楽土
09: アンチモネシア
10: 庭師KING
11: 帆船108
12: Astro-Ho! Phase-7
13: Big Brother
14: Parallel Kozak / フ・ル・ヘッ・ヘッ・ヘッ
15: Black in White
16: パレード
17: KINGDOM (SWITCHED-ON LOTUSヴァージョン)
18: 救済の技法
EN
19: TOWN-0 PHASE-5
20: Timelineの東
2曲目まさかの「SPEED TUBE」に衝撃が走り、観客は揺れた。
平沢進と核P-MODELのハイブリッドどころか、純正P-MODELも加わっての3種混合であり、これまでで楽曲の振れ幅がもっとも広いライヴとなった。積極的な意味合いで落差が大きく、緩急が激しいぶん、オーディエンスの情動変化も著しい。
うっかり忘れがちであるが、今回のライヴは変則アルバム『導入のマジック』発売記念という趣旨もある。よって、そこに収録されたナンバーはイントロが出囃子つきにアレンジされているわけだが、収録曲以外でも「TOWN-0 PHASE-5」の導入部などは激しくアレンジされており、疑問符が確信へ変わった瞬間にオーディエンスは沸く。「Black in White」のアウトロのガムランがだんだんと「パレード」にイントロへ変貌していくあたりも異様な高揚感を与えていた。
「感動」「感激」のトリガーがどこにあるのか熟知し、オーディエンスの情動変化のコントロールにたけた実に平沢進らしいライヴだった。
(高橋かしこ)
平沢進 X 核P-MODEL
HYBRID PHONON 2014年10月12(日)
ステラボール(エプソン 品川アクアスタジアム内)
01: アンチ・ビストロン
02: 論理空軍
03: гипноза (Gipnoza)
04: パラ・ユニフス
05: それ行け! Halycon
06: NURSE CAFE
07: 帆船108
08: スノーブラインド
09: アンチモネシア
10: 庭師KING
11: 脳動説
12: 聖馬蹄形惑星の大詐欺師
13: Big Brother
14: Parallel Kozak / フ・ル・ヘッ・ヘッ・ヘッ
15: Black in White
16: パレード
17: KINGDOM (SWITCHED-ON LOTUSヴァージョン)
18: TOWN-0 PHASE-5
EN
19: 救済の技法
20: 白虎野
初日からは6曲入れ替え。「論理空軍」「パラ・ユニフス」「帆船108」「スノーブラインド」「脳動説」「TOWN-0 PHASE-5」を聴くことができた。
「スノーブラインド」は、初のタイ歴PHONONシリーズである2007年のPHONON2550以来。PHONONシリーズにも歴史ができたものだ。
核P-MODEL/P-MODELナンバーを6曲叩き込んだあとに「NURSE CAFE」「帆船108」「スノーブラインド」というソロ名義曲を3曲並べるのは、やはり心地よい落差があり、前半のピーク・レヴェルとなっている。終盤「Black in White」「パレード」「KINGDOM」の流れは昨日同様だが、本篇ラストが「TOWN-0 PHASE-5」だけに煽られる。特に新しいリスナーは盛り上がったのではないか。さらにアンコールも「救済の技法」「白虎野」という派手な2曲で狂騒の中日を締めた。
平沢進 X 核P-MODEL
HYBRID PHONON
2014年10月11日(土)
ステラボール(エプソン 品川アクアスタジアム内)
01: アンチ・ビストロン
02: Rocket Shoot II
03: гипноза (Gipnoza)
04: 暗黒πドゥアイ
05: それ行け! Halycon
06: NURSE CAFE
07: ナーシサス次元から来た人
08: 王道楽土
09: アンチモネシア
10: 庭師KING
11: 現象の花の秘密
12: 聖馬蹄形惑星の大詐欺師
13: Big Brother
14: Parallel Kozak / フ・ル・ヘッ・ヘッ・ヘッ
15: Black in White
16: パレード
17: KINGDOM (SWITCHED-ON LOTUSヴァージョン)
18: 救済の技法
EN
19: 白虎野
20: Timelineの東
白衣にシルヴァーヘッドの平沢、白衣にスキンヘッズのPEVO1号が登場。
掛け軸のような縦長スクリーン2本を使った演出が映える。
EVO, PHOTON, テスラ・コイルにレーザー・ハープといったアイデムも勢揃い。
重たそうに捧げ持つ紙の筒の意味は?
終盤「Black in White」から「パレード」へのつなぎ、そして「KINGDOM」「救済の技法」への流れは圧巻であった。
平沢進のソロ・デビュー25周年を記念したポリドール(現ユニバーサル ミュージック)時代のリイシュー企画「Project Archetype」の第2弾。
4thおよび5thアルバムに加え、ライヴ・アルバム+DVDとインストゥルメンタル集がリマスタリング音源のSHM-CDでリリースされる。
AURORA
ユニバーサル ミュージック
2014年11月5日発売
UPCY-6930
http://www.universal-music.co.jp/hirasawa-susumu/products/upcy-6930/
Sim City
ユニバーサル ミュージック
2014年11月5日発売
UPCY-6931
http://www.universal-music.co.jp/hirasawa-susumu/products/upcy-6931/
error CD+DVD | Live at 渋谷公会堂 1990.07.11
ユニバーサル ミュージック
2014年11月5日発売
UPCY-6934
http://www.universal-music.co.jp/hirasawa-susumu/products/upcy-6934/
CD
01: FGG
02: ハルデイン・ホテル
03: ソーラ・レイ
04: コヨーテ
05: デューン
06: 仕事場はタブー
07: スケルトンコースト公園
08: 金星
09: 世界タービン
10: フィッシュ・ソング
11: QUIT
12: OH MAMA!
13: ロケット
DVD
01: ハルディン・ホテル
02: 夢みる機械
03: 魂のふる里
04: QUIT
05: 世界タービン
06: カウボーイとインディアン
07: サイボーグ
1990年7月11日に渋谷公会堂で行われた平沢進の「世界タービン・ツアー」がDVDとCDで収録されたパッケージ。1990年9月21日にVHSでリリースされた映像作品『error』のDVDおよび1990年10月25日にリリースされたライヴ・アルバム『error CD』のリマスタ盤のカップリングとなっている。DVD音源もリマスタリングされ音質も向上している。
ジャケット・デザイン: 中井敏文
ジャケット写真撮影: 生井秀樹
ライヴ機材解説: 國崎晋(サウンド&レコーディング・マガジン)
Symphonic Code | Susumu Hirasawa Instrumental Music: The Polydor years
ユニバーサル ミュージック
2014年11月5日発売
UPCY-6932
http://www.universal-music.co.jp/hirasawa-susumu/products/upcy-6932/
Disc01
01: DETONATOR ORGUN
02: KUMI Jefferson
03: E.D.F.
04: YOHKO Mitsurugi
05: EVOLUDERS
06: City-No.5
07: MICHI Kanzaki
08: P.A.S.F.U.
09: PROPAGANDA of E.D.F.
10: MUSEUM
11: FUHRER MEEK *Uにウムラウト
from デトネイター・オーガン 1 誕生編
12: SUNRISE
13: LEAVE
14: NIGHTMARE
15: TERROR
16: YOHKO & TOMORU
17: ORGUN & TOMORU
18: LUNGE
19: SUNSET
from デトネイター・オーガン 2 追走編
Disc02
01: PROPAGANDA of E.D.F: II
02: DREAM QUEST
03: DUAL MIND
04: TOMORU & MICHI
05: ZORMA
06: SPACE FORCE
07: CLIMAX
08: HOPE
from デトネイター・オーガン 3 決戦編
09: GLORY
10: LUKE
11: WAR MANUAL OF “GEAR”
12: VILES IMPERIAL
13: RULILIAN
from グローリー戦記
平沢進がポリドール在籍時代にリリースしたサウンドトラック・アルバム『デトネイター・オーガン』シリーズ、およびイメージ・アルバム『グローリー戦記』の収録曲から、オリジナル・アルバムやシングルに収録された曲、ヴォーカル曲を間引き、インストゥルメンタル曲のみで構成したアルバムとなっている。
ジャケット・デザイン: 中井敏文
ジャケット写真撮影: 生井秀樹
サウンド解説: 田中雄二(映像プロデューサー)
平沢進のソロ・デビュー25周年を記念したポリドール(現ユニバーサル ミュージック)時代のリイシュー企画「Project Archetype」が始動。
9月24日に第1弾リリースとして、初期3作品とポリドール時代の2枚組コンピレイションがリマスタリング音源のSHM-CDでリリースされる。
時空の水
ユニバーサル ミュージック
9月24日発売
UPCY-6909
サイエンスの幽霊
ユニバーサル ミュージック
9月24日発売
UPCY-6910
ヴァーチュアル・ラビット
ユニバーサル ミュージック
9月24日発売
UPCY-6911
Archetype | 1989-1995 Polydor years of Hirasawa
ユニバーサル ミュージック
9月24日発売
UPCY-6911/3
CD1
01: フローズン・ビーチ
02: ハルディン・ホテル
03: 金星
*『時空の水』(1989年9月1日発売)収録
04: テクノの娘
05: ロケット
06: 夢みる機械
*『サイエンスの幽霊』(1990年5月25日発売)収録
07: ヴァーチュアル・ラビット
08: 山頂晴れて
09: 嵐の海
*『ヴァーチュアル・ラビット』(1991年5月25日発売)
10: 広場で
11: オーロラ
12: LOVE SONG
*『AURORA』(1994年2月25発売)収録
13: Archetype Engine
14: Kingdom
15: Lotus
16: 環太平洋擬装網
*『Sim City』(1995年8月2発売)
CD2
01: 世界タービン
02: ソーラ・レイ [SPECTRUM 2 TYPE]
*シングルとして1990年5月25日発売
03: バンディリア旅行団 [Physical Navigation Version]
04: ハルディン・ホテル [Fractal Terrain Track]
*シングルとして1991年6月25日発売
05: 魂のふる里
06: フィッシュ・ソング
*シングルとして1992年4月10日発売
07: カムイ・ミンタラ
*ベスト・アルバム『魂のふる里』(1992年5月2日発売)に収録
08: TURISTA
*オムニバス『アンファン II』(1989年2月25日発売)に収録
09: AFTER THE WARS
*イメージ・アルバム『グローリー戦記』(1993年1月25日発売)に収録
10: 時空の水 [Full Size]
*サウンドトラック・アルバム『デトネイター・オーガン 3 決戦編』(1992年3月25日発売)
11: アフリカのクリスマス(平沢進 with 島崎和歌子)
*オムニバス『ホワイト・アルバム '90』(1990年11月10日発売)に収録
コンピレイションの[CD1]はいわゆるベスト・アルバム、[CD2]はオリジナル・アルバム未収録曲集となっている。
プロジェクトの監修は竹内 修 (wilsonic)、高橋かしこ、リマスタリング監修は鎮西正憲。アルバム解説は、神尾明朗、中野泰博(Shop Mecano)、國崎晋(サウンド&レコーディング・マガジン)ほか。
『Archetype | 1989-1995 Polydor years of Hirasawa』
ブックレット(カラー32ページ)構成
- 表紙
- 写真 6P(各時代の宣伝用やジャケット用などのポートレイト)
- 曲目一覧 1P
- アルバム解説 3P
- 各曲解説 5P
- ポリドール時代年表 2P
- 歌詞 11P(写真5点)
- クレジット 2P(半分は写真)
- 裏表紙