ニュー・ウェイヴとはなんだったのか PartII vol. 3 ニュー・ウェイヴとカフェ/クラブ〜松田勇治が語るナイロン100%からGazioまで

投稿日時 2015-09-27 21:00:00 | カテゴリ: Others

トーク・イヴェント「ニュー・ウェイヴとはなんだったのか」の第2シリーズ第3回を以下の要項で開催します。
9月28日(月)21:00より下記ページから予約開始予定です。 
(予約開始前はアクセスできません)
http://moderoom.fascination.co.jp/modules/eguide/event.php?eid=13



つくば市吾妻の Cafe Gazio で開催するのはこれがラスト。というわけで、テーマはずばりニュー・ウェイヴとカフェ。
ゲストに、80年代には「旬」「ワールド・スタンダード」などのユニットやバンドに参加し、伝説のニュー・ウェイヴ・カフェ「ナイロン100%」での店員経験もあるというライターの松田勇治を迎え、ナイロン100%からGazioに至る「リスナーの出会いの場」が果たした役割を探る。
 
日時: 2015年11月22日(日)12:00開場/13:00開演(途中休憩あり16:00終演予定)
場所: Cafe Bar & Music Gazio
茨城県つくば市吾妻3-16-7
http://gazio-tx.com/
 
要予約(定員37名)
料金: 1500円(1ドリンク付き/店頭でお支払いください)
食事は別オーダー+700円(予約時選択)

テーマ: ニュー・ウェイヴとカフェ/クラブ〜松田勇治が語るナイロン100%からGazioまで
語り手: 松田勇治
聞き手: 高橋かしこ(ファッシネイション)

NYLON100 tape
ナイロン100%で演奏する松田勇治のバンドBIKINIと店内BGM用テープ


2013年4月、開店当時のGazio

ニュー・ウェイヴというのは、内向的・内省的な音楽であり、ミュージシャンにしろリスナーにしろ、およそひとづき合いが苦手そうなタイプばかりのジャンルである。むしろ、人間関係が得意であればこんな音楽は聴いていないといっても過言ではない。ライヴ・ハウスが唯一お互いの存在を確認する場であり、外界との接点であったとも言える。
しかしながら、逆説的ではあるが、コミュニケイションの新しい形を求めることに真剣でもあった。そのひとつが、ミニコミやファンジンなどメディアを通した交流であり、さらにはレコードの貸し借りサークルなどのコミュニティであり、やがては後年のパソコン通信、インターネットへと流れていく。
そして、ライヴ・ハウス以外のリアルでの接点として機能していたのが、ロック喫茶であり、のちのカフェやクラブであった。単なる「ファンの溜まり場」のような店から、常設オフ会会場のような店、リスナー側からの発信のベースになるような店まで、形態はさまざまであるが、マイナーな音楽ジャンルのリスナーだからこそ、まさに「同好の士」が交流できる「場」を求めていたのである。カフェではないが、レコード店のパイド・パイパー・ハウス、FUJIYAMA, BOY, Mecanoもそのような機能を有している(いた)。
80年代のナイロン100%やピテカントロプス・エレクトス、吉祥寺マイナー、そしてGazioといったスペースと密接な関係にある音楽を聴きながら、そうした「場」の果たしてきた役割について、松田勇治が語る。
なお、司会の高橋はそうした店に足を踏み入れた経験が乏しいため完全に聞き役に回ります。
 
当日はナイロン100%のレシピを松田勇治の監修で再現したチャーハンを特別提供。

質問リクエスト受け付けます
テーマに関することはもちろん、旬に関することなどテーマ外のことでも質問があればどんどんお寄せください。
 
当日のキャンセル以外では、Gazioへのお問い合わせはなさらないようお願いします。
ゲストへの質問やお問い合わせは下記フォームからお願いいたします。

http://fascination.co.jp/modules/ccenter/?form=1
 






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