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平沢進/P-MODELについてのフォーラムです

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Re: PHONON2550 初日
kasiko
Webmaster

高橋かしこ 2007/3/6 20:21:28  SITE  MAIL  [返信] [編集]

ログインしないで投稿しちゃったみたいですが
今さら修正できないので、そのままにいたします。
Re: PHONON2550 楽日
kasiko
Webmaster

高橋かしこ 2007/3/6 20:17:33  SITE  MAIL  [返信] [編集]

平沢進2days[PHONON2550]は両日ともつつがなく終了いたしました。
両日とも完売なのですから、ほぼ同じ数の観客数のはずですが、
見た目には2日目のほうがやや多く感じました。
また、年齢層も若かった印象があります。
もちろん統計を取ったわけではないので、あくまで印象ですが。

それにしても、いつも感じることではありますが、
30年近いキャリアがありながらこれほど
リスナーが常に新陳代謝しているミュージシャンというのも
珍しいのではないでしょうか。
もっとも、新しいリスナーが増えている半面、
離れていってしまうリスナーもいるということですけど。
従来のリスナーが離れることなく、新しいリスナーが増え続けていたなら、
たぶん今ごろは東京ドームで公演していることでしょう(笑)。

某監督夫人(岩下志麻でも高橋恵子ではない)の友人は
「まさか平沢さんがこんな大きな会場でやり続けられるなんて
10年前には思いもよらなかった」と感慨深けでした。
80年代のP-MODELも知っている彼女は、
10年後の平沢像として下北沢のロフトあたりで
コアなファンに囲まれている姿を想像していたそうです。
吉祥寺・曼荼羅でプレイする遠藤賢司や遠藤ミチロウのイメージでしょうか。

2日目は、個人的には初日より大人しい感じがしたといいますか
初日のほうがノリがよくテンションが高かったように思ったのですが
やはり感じ方は人それぞれ。
終演後に楽屋でスタッフのみなさんと話したところ、
2日目のほうがよかったという人もけっこういて、
けっしてわたしの感想は多数派ではありませんでした。

また、インタラクティヴ・ライヴでもそうなのですが、
同じ曲データ(いわゆるオケ)を使っていながら、
ノリや疾走感といった曲についての「体感値」が違うというのも
面白い現象です。
これは平沢進のパフォーマンスの違いだけでなく、
やはり「場の力」によるところも大きいでしょう。

サウンド的な問題では、2日目は最初の5曲くらい、
ヴォーカルにモジュレータというがかかったようになっていましたが
あれは意図的なものではなく、システム・トラブルだったそうです。
その他の曲でもところどころメイン・ヴォーカルの音が小さかったり
といった不具合もあったりしたけど、
初日より慎重に歌っていたと言いますか(笑)
平沢進本人のパフォーマンス自体はよかったかな。
ただ、ギターは初日のほうがよかったし、
ミスを気にせず「前のめり」でプレイするほうが好みではあります。

と、とりとめのないことを書いてしまいましたが、
某誌で4C/2Pのライヴ・レポートを書くことになったので
そっちのほうは「とりとめ」があるようにしないと(笑)。
詳細はまたNEWSでお知らせいたします。

PHONON2550 初日
GUEST

高橋かしこ 2007/3/4 14:01:55  SITE  MAIL  [返信] [編集]

[PHONON2550]初日もつつがなく終了いたしました。
セットリストはNEWSのほうをご覧になってください。

にしても、予想以上の盛り上がりでしたね。
企画性のないライヴは99年の[Live-Phonon]以来になるわけで
オーディエンスの期待もそれだけ高かったでしょう。
全立見で客が満員という「場の力」も大きかったのでしょうが
そうしたオーディエンスとの相乗効果で
平沢さんも後半は明らかに「ノって」いたと思います。
リハーサルの際に「息継ぎなんか考えて曲は作ってない」と言っていた
「救済の技法」あたりはかなり高揚してましたね。

デビュー・ライヴから平沢進を見続けていた生井秀樹カメラマンが
終演後しきりに「新しい」を連発してしていたのが印象的でした。
サウンドが変化したというよりは、全体の躍動感、ダイナミズムが
「新しさ」を醸し出していたのかもしれません。

会場のサウンド・システムも個人的にはかなり好みでした。
曲によって低音がききすぎていたようにも思いますが、
キックのヌケもよかったし、ああいいうガッシャンガッシャンした
「工事現場サウンド」は快感ですね。
某監督夫人(小山明子ではない)が「ノイバウテンっぽかった」と
つぶやいていたのもうなずけます。
たとえスタジオ盤とアレンジが違わない曲であっても
それだけでもライヴで聴く意味があるってものです。

「スノーブラインド」のガムラン・アレンジもよかったし
「山頂晴れて」のマシン・コーラス(戸川純クローン)も笑えた。
「QUIT」でA2500の声が聴けなかったのはちょっと淋しい。

若干のシステム・トラブルやパフォーマ・トラブル(笑)もありましたが、
ニュー・マシン「Graviton version 2」は問題なく動作。
2日目も楽しみにして出かけることといたしましょう。
Re: "PHONON2550"リハーサル
kasiko
Webmaster

高橋かしこ 2007/2/28 21:55:06  SITE  MAIL  [返信] [編集]

ご返信いただき、ありがとうございます。
演奏曲予想、楽しそうですね。

リハーサル2日目も無事終了いたしました。
といっても、リハ終了まではいなかったんですが、
今日はスタジオにウワサのニュー・マシンが搬入され、
平沢さんも大興奮(っていうのは誇大表現)。

96年のインタラクティヴ・ライヴ“SIREN”以来の某曲は
個人的に大好きなナンバーなのですが、
なかなか面白いアレンジが施されています。
いよいよ本番が楽しみです。
Re: "PHONON2550"リハーサル
fujimaki


fujimaki 2007/2/28 16:27:43  SITE  MAIL  [返信] [編集]

いつも貴重なお話をありがとうございます!
もう一週間切っているんですよね…
実感が無いわりに落ち着きません!!

自分のblogで、演目予想をした時に
こちらのセットリストデータをエクセルに放り込んで
一覧表に加工して参考資料として拝見していたのですが
今一度、94年度をギロギロと見ております…
もしやアノ曲…いやこの曲か?!

チケット完売もびっくりでした。
いかにファンが待っていたかと言うのが
平沢さんにも伝わったかと。
追加公演があってもいいぐらいでは?

何はともあれ、楽しみです。
このぶんでは何が演奏されても
キャアキャア言っていると思います(笑)。
"PHONON2550"リハーサル
kasiko
Webmaster

高橋かしこ 2007/2/28 11:57:13  SITE  MAIL  [返信] [編集]

"PHONON2550"のリハーサルに昨日お邪魔してきました。
平沢さんにお会いするのは昨年末の"Eco Japan"の取材以来ですが、
体調、声の調子、その他もろもろ良好なようです。
この2か月ほど、ずっとスタジオでライヴ用のオケを作りながら、
ヴォーカルも乗せていたようで、ほんと声もよく出ていました。

ある曲では、メイン・ヴォーカルとコーラスがイマイチしっくりこなくて
どっちが悪いんだ〜という話になったのですが、
平沢さんが自らの「無罪」を証明するため(笑)
試しにエフェクトなしのいわゆる生声で歌ってみたところ
もう音程から声量からバッチリだったのでした。

気になる選曲ですが、過去の作品から
わりとまんべんなくセレクトされています。
もしもライヴ・アルバムを作ったなら
ベスト・アルバムにもなるような選曲じゃないでしょうか。
もちろん、個人的には「なんでこの曲が入ってないのだ!!」
とかってのはありますけど。
あと、ほんとに意外な曲とかもありますね。

ここで詳細をつまびらかにはできませんが、
調べてみると“平沢三幕三時間”以来という曲が2曲、
“Adios Jay”以来が1曲、
大阪の“TOKYOパラネシアン”以来が1曲ありました。
つまり94年を最後に演っていない曲が4曲もあるわけで
新しいリスナーの方は特に嬉しいんじゃないでしょうか。
考えてみると“Solar Live”が最後って曲にしたって
もう6年前なわけですから、平沢進に歴史ありです。
作品を重ねるごとにライヴでの選曲が難しくなる
とこぼしていましたが、むべなるかな。

最近の作品以外は全体にリアレンジされていて、
スタジオ盤や以前のライヴとは違っているので
曲によってはイントロだけではわからなかったりします。
昔からのリスナーはそこらへんを堪能すればよろしいかと。

では、最後にスタジオ内を爆笑させた平沢発言を3連発。
「あれ〜、この曲、得意なんだけどな」
「これどんな曲だっけ? ああ、あの歌いっぱなしの曲か」
「みんさん、わたしはね、歌手なんですよ」
2007
kasiko
Webmaster

高橋かしこ 2007/1/3 18:39:45  SITE  MAIL  [返信] [編集]

新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

今年の平沢関係はオール・スタンディングのライヴ“PHONON2550”や
万国点検隊2007「P-0」(ピースーン)の開催と
すでに決まってるイヴェントだけでも盛りだくさん。
あとは新譜がどうなるかってところですね。

点検隊の詳細はそのうちオフィシャルからアナウンスがあると思いますが、
期間は6月29日〜7月3日で、目的地はプーケット、99,800円也。
申し込みにはファンクラブへ入会するか会員の知人が必要。
でもって、タイ渡航には入国から半年以上先まで有効なパスポートも必要です。
ご興味がおありの方は、準備されたし。

Re: 『パプリカ』公開 サウンドトラック発売
kasiko
Webmaster

高橋かしこ 2006/12/5 22:47:13  SITE  MAIL  [返信] [編集]

失礼いたしました。
訂正いたします。
Windows98用のFlashPlayer9というのもあったようです。
Windows98でもFlashPlayer9をインストールすれば、パプリカ・サイトもばっちりですよ。
http://www.adobe.com/shockwave/download/alternates/
Re: 『パプリカ』公開 サウンドトラック発売
kasiko
Webmaster

高橋かしこ 2006/11/30 0:16:50  SITE  MAIL  [返信] [編集]

『パプリカ』オフィシャル・サイトはさすがにFlash抜きの扉もこしらえたようです。
http://www.sonypictures.jp/movies/paprika/site/
でも、その扉ページのテキストもほとんどすべて画像にしちゃうなんて、
このサイトのデザイナってグラフィック出身なのかなぁ、
なんて余計なこと考えたり。
(まあ、部分的にでもIMGタグにAlt表示も入れてるけど)
にしてもXPとOSXでしか見られないサイトってやっぱなあ…。

ちなみにLinuxの場合は現役OSなだけにWin98やMacOS9より状況はマシ。
いつの間にかLinux用のFlash Player9(β)も出ていたので、インストールしてみたら、かなりマシに表示されるようになったけど、フォントが表示されなかったりする。
これは前からあるFlashのバグなんだろうけど、FC6の場合はこちらの対処法では直らないようだ。
http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/linuxtips/881cantjpfc5.html
これ以上の努力はめんどくさいので放棄(笑)。
正式版ではバグがフィックスしてることを期待して、それまで待つことといたしましょう。
Re: 『パプリカ』公開 サウンドトラック発売
kasiko
Webmaster

高橋かしこ 2006/11/29 23:10:04  SITE  MAIL  [返信] [編集]

先週末より『パプリカ』が公開され、それに先んじてサウンドトラックもリリースされました。
わたしも本日、池袋で観てきましたが、平日の1回目だというのにひとの入りもよく、ひと安心(笑)。
(ただ、スクリーンの大きな新宿で観るべきだったとちょっと後悔)
やはり1回目では気づかなかった新たな発見などもあり、理解も感動も深まりました。
1回目は映像に圧倒されちゃいましたからね。
また、最初は原作と同じ点に目がいきましたが、今回は逆に原作と違う点、オリジナルな部分に目がいきました。
つまり、小説世界をどう映画化したか、ではなく、映画としてどうだったかに力点を置いて観られたと言いましょうか。
そうやって観点を違えるだけで、かなり作品の見え方も違ってきて、別な楽しみ方ができました。

サウンドトラック・アルバムは『妄想代理人』の時のような意外な展開はなく、けっこうあっさりした仕上がり。
アウトテイクが無料配信されていますが、ほんとはアルバムに入れようと思えば入れられる素材などもあったでしょうに、今回はストイックにまとめたようです。
映画で使われていながらアルバムには未収録という曲もあったような気がしましたが、映画を再見したところ、それは思い違いだったようです。
では、映画が観たくなるような(?)ひと口解説。

01:パレード

ヴォーカル入りの『白虎野』ヴァージョン。
映画には使われていませんが「元」になった曲ということで収録。

02:媒介野

オープニング・テーマ。
「白虎野の娘」のヴァリエーション的なインストゥルメンタルですが、パプリカのキュート(筒井風)なキャラクタアに似つかわしいアレンジ。
個人的に非常に好きで、これと「パレード(instrumental)」だけでもサウンドトラックの価値あり、と言えましょう。

03:回廊の死角

夢のなかの探索シーンで不安をかきたてる。

04:サーカスへようこそ

映画では冒頭から使われる、サーカス会場のジンタ。
粉川のテーマ曲と言えないこともない。
ちなみに「ジンタッタジンタッタ」と聞こえるからジンタというのはほんとでしょうか。

05:暗がりの木

理事長の植物園のテーマ曲。
曲単体で聞くと心地いい和めるナンバですが、映画ではそうではありません(笑)。

06:逃げる者

夢のなかのチェシング・シーンで使われる曲。
「覚醒させて!!」のテーマとでも言いましょうか。

07:Lounge

ヴァーチュアル・バー Radio Club で流れる平沢ジャズ。
Webのインタヴューでは、監督のダメ出しがあって、作り直したふうなことを語ってます。
http://listen.jp/newtype/hot.aspx?inc=sp_paprika
前の書き込みでスウィングと表現しちゃいましたが、実際に使われたのはビッグ・バンド風ではなく、クァルテット(ピアノ、ヴィブラフォン、ベース、ドラムス)風のほうでしたね。

08:その影
乾理事長のテーマ曲。
って、なんの解説にもなってないな。
ダース・ヴェイダーだと思ってください。

09:滴いっぱいの記憶
敦子のテーマ曲。
敦子とパプリカではまったくキャラが違うわけですが、敦子とパプリカ、それぞれがお互いを内包しているということが、音楽でも表現されています。

10:追う者

夢のなかのチェシング・シーンで使われる曲その2。
って、まんまですね。
シダの香りがします。

11:予期

昆虫・小山内と植物・乾の歪んだ人格が投影された夢のテーマ、でよいのでしょうか。
羽音っぽいのが不気味ですが、映画だともっと気持ち悪いです。
あ、映画のなかで「気持ちワリー」はいい台詞です。
後半、平沢進の生声っぽいコーラスが入ってくるとこもいいです。
で、曲のアウトロと次曲へのつなぎがまたいい感じ。

12:パレード(instrumental)

実は映画で使われたのは、これとも違う曲なそうです。
映画では曲の使われ方は断片的なので、よくわかんないんですけどね。
つまり、これも「元曲」ということで収録。

13:白虎野の娘(パプリカ・エンディングテーマ)

アルバム『白虎野』タイトル・チューンの改作。
平沢リスナであれば、説明不要でしょう。
歌詞からはヴィエトナム色がなくなっています。
アレンジも「媒介野」っぽく女声コーラスが入っていたりします。


EXTRA TRACK: 平沢進short movie 白虎野の娘

登場するのはアリとか油田とかヒラサワとか(笑)。
やはり「胡蝶の夢」といった趣で、幽体離脱したヒラサワが蝶になります。
ジャケット写真にも使われたこの蝶は、映画でも重要なシンボルとして登場します。

あ、思いのほか長くなってしまった。
Re: パプリカ詳報
kasiko
Webmaster

高橋かしこ 2006/11/10 12:33:45  SITE  MAIL  [返信] [編集]

『パプリカ』の公開日、サウンド・トラックの曲目、ジャケット写真の発表など、もろもろ動き出しております。
もう2週間で観られて、聴けるわけです。

CDのジャケットは、まだWeb上のサムネール程度のものしか見ていないのでディテールはわかりませんが、横臥する平沢進の上で蝶が舞っているというもの。
この蝶は映画にも登場するわけですが、ジャケットのイメージとしては「胡蝶の夢」でしょうか。
見てすぐわかった平沢リスナも多いでしょうが、写真は生井秀樹、アート・ディレクションはイナガキキヨシという両巨匠の作品です。
夢を見ているというより、一瞬、死んでいるように見えたわたしは罪なのでしょうか。
でも、生井さんはかつて平沢進を棺桶に入れた前科もあるので(笑)。

さて、このシューティングでは、ほかにもかっちょいい写真をたくさん撮ったらしいので、インナーにも期待したいところ。
でも、そういう写真素材がたくさんあっても、ぜんぜん使わなかったりするのがイナガキさんの悪い癖(笑)。
どーなるかはわかりません。




Re: 『パプリカ』オフィシャル・サイト・グランド・オープン
kasiko
Webmaster

高橋かしこ 2006/10/24 18:43:39  SITE  MAIL  [返信] [編集]

『パプリカ』の特設サイトがオープンしました。
http://www.sonypictures.jp/movies/paprika/site/home.html

全面的にFlashで組んだ「敷居の高い」サイトですが(笑)
(わたしの環境じゃほとんどのメニューが表示されないっつーの)
「白虎野」をアレンジした映画のオープニング曲を聞くことができます。
ちなみにエンディングで流れる「白虎野 パプリカ・ヴァージョン」とは
また別の曲です。


  * 特設サイトの正式URLは不明ですが
    http://www.sonypictures.jp/movies/paprika/
    から飛んで全画面強制表示されるのは上記URLのページです
    なお、上記URLから直に飛べば全画面強制表示されません

Re: パプリカ
kasiko
Webmaster

高橋かしこ 2006/10/10 12:23:56  SITE  MAIL  [返信] [編集]

わたしは思い出せません。

> 平沢ファンなら「心配するより応援してください」でしたね

…えっと、元ネタなんでしたっけ。
なにを思い出せないかは覚えているんですが(笑)。

> 原作のエッセンスも余すところ無く抽出されていて、
> さらに匠の技でブレンドされているように見受けました。

大和久さんもそのような感想を書いてますね。
http://www.owaku.com/mt/archives/2006/10/04/diary.html

> ビートルズな平沢サウンドを聞けないのがちょっと残念(笑)。

そういう発想はありませんでした。
なるほど、やってくれていたら面白かったですね。
60年代ロックには造詣が深い平沢さんですから、
必要ならやってくれそうです。
Re: パプリカ
GUEST

ジフ 2006/10/9 23:44:31  [返信] [編集]

私も小説パプリカを読んだ時、
「このボリュームをどんな切り口で映画にするんだろ?」と
心配した口でしたが、ようやく思い出しました。
平沢ファンなら「心配するより応援してください」でしたね。

予告編の各シーンを見ると
原作のエッセンスも余すところ無く抽出されていて、
さらに匠の技でブレンドされているように見受けました。
非常に期待しつつ劇場に駆けつけたいと思います。
うちの近所でも公開されますように(祈)。

そしてさすがに「P.S.アイラブユー」は流れないんですね。
ビートルズな平沢サウンドを聞けないのがちょっと残念(笑)。
Re: パプリカ
kasiko
Webmaster

高橋かしこ 2006/10/9 19:51:22  SITE  MAIL  [返信] [編集]

ご投稿いただきありがとうございます。

> トップ??からリンク貼ったんですが、なんかそれも、
> 間違えたよーです(−−;

あそこのBBSの仕様というかバグで
「?」など含む動的WebサイトのURLは
途中でリンクが切れてしまうようです。
お気になさらないでください。
Re: パプリカ
GUEST

凪子 2006/10/9 18:53:58  [返信] [編集]

かしこさん、こんばんは。
済みません、事後報告になってしまいますが、
「ナスカ」にこちらのサイトへのリンク、
貼ってしまいました!!(>_<)
(でも、一体どこに(どこから??)リンクすればいーのか
よくわからなかったので、とりあえず、こちらのBBSの
トップ??からリンク貼ったんですが、なんかそれも、
間違えたよーです(−−;重ね重ね済みませんm(__)m(汗))

「白虎野・パプリカ」バージョン楽しみです〜(^^)
(歌詞違い(若干でも^^;)ってだけでも、レア度が(笑))
平沢さんのジャズ!!も、楽しみです。(^^)

それでは失礼しました。
Re: 反射の集いは氷の9
kasiko
Webmaster

高橋かしこ 2006/9/27 19:27:33  SITE  MAIL  [返信] [編集]

> 風景の映像はひょっとすると
> 大和久さんが撮ったものかもしれません。

大和久さんが撮影したものなそうです。
さすが。
こんどは実写監督デビューでしょうか。

あと、輪のような模様とかエフェクトの一部は
twenty2productのテリー・グリーン作の素材なそうです。
関係ありませんが、22pのこんな記事を見つけました。
「Densya」の話で平沢さんの名前も出てきます。
http://www.adobe.com/jp/motion/gallery/twenty2/
DVD 反射の集いは氷の9
kasiko
Webmaster

高橋かしこ 2006/9/27 16:58:39  SITE  MAIL  [返信] [編集]

DVD『反射の集いは氷の9』が先週届きまして、
NEWSにジャケット写真をアップしておきました。

中身もようやく観ましたが、予想外に(?)よかったです。
いや、誤解を招くな。
もともとライヴ自体はよかったんですが、
撮影は急遽決まったとかで、
あまりちゃんとした機材&人員で撮影できなかったと
記憶していたため、ソース映像に不安があったのです。

ところが、びっくり。
ちゃんと「作品」になっております。
これも大和久マジックでしょうか。

エフェクトは適度でうるさくなく、
オーバーラップさせている風景映像も曲に合っているし。
アルバムのコンセプトにあった
環境ヴィデオ(懐かしい言葉だな)っぽい仕上がり。
風景の映像はひょっとすると
大和久さんが撮ったものかもしれません。
(想像)
フクロウはさすがに出てきませんでしたが、
鳥はいました(笑)。
Re: パプリカ
kasiko
Webmaster

高橋かしこ 2006/9/26 19:05:34  SITE  MAIL  [返信] [編集]

昨日『パプリカ』の試写を観てきました。
まだマスコミ試写は2回目で、11月まで何回もあるので、そんなに混んでいませんでした。
期待に違わぬ出来です。
というわけで、以下雑感。
いわゆるネタバレを好まない人は読まないでください。
といっても、原作を知らないひとは意味がわかんないかもしれないけど。

単純に「うまくなったなあ」「安心して観させるなあ」というのが最初の感想。
これは『東京ゴッドファーザーズ』でも思ったことなので、作を重ねるごとにうまくなってるってこと。
テーマも制作時期も近いせいもあってTVシリーズ『妄想代理人』での成果が、うまく取り込めているようだ。
オープニングからすんなりと作品世界に引き込まれてしまう。
ちなみに、タイトル・デザインは平沢リスナーにはおなじみ、イナガキキヨシの手によるもの。

今作品と筒井作品の相性のよさのようなものは観る前からわかっていたし、心理学的な、もしくはアーティスティックな「夢の論法」にも造詣の深い今 敏であるので、夢のシーンのヴィジュアライズも心配はしていなかった。
飛び降りる夢、落ちる夢、そして飛ぶ夢。
子供のころ頻繁に見、大人になってからもたまに見る、不安や恐怖感に快感が入り混じったような、あの独特の感覚まで呼び起こされた。
流石である。

ただ、懸念がなかったわけではない。
ひとつは、あの複雑な長編小説を、どう1時間半の尺に収めるのかということ。
今監督から『パプリカ』を映画化すると聞いたあと、久しぶりに『パプリカ』を再読してみたのだが、いったいどう構成するのだろうと脚本家でもないのに頭を抱えた。
ところが、今 敏は「それはね、こうするんだよ」と言わんばかりに、見事に再構成してみせた。
ヘンな喩えだが、巨大なマグロから1皿の刺身を出されたような気分である。
事前に「ばっさり切る」とは聞いていたが、小説の骨子は活かしつつも、原作のエピソードや登場人物はかなりの部分を切り捨て、オリジナルのストーリイを組み立てている。
夢の内容などはほとんどオリジナルである。
原作より登場人物を絞ったぶん、複数の登場人物の役割を統合させ、また登場人物同士を対照化するため、キャラクタや役職などはかなり変更してある。

パプリカとの待ち合わせ場所であるバー“ラジオ・クラブ”をサイバー・スペースに持ってきたというのは、うまい。
監督自身が登場するのは「悪ノリ」と思われるだろうが、今 敏はマンガ『OPUS』で、作中マンガの世界に作中作者が入っていくメタ・フィクション的作品も描いているので、確信犯だろう。
確信犯といえば、パプリカと千葉敦子が「ケンカ」するのも、図式的だし、やりすぎという気がしないでもない。
しかし、プレス・リリースで「ケレン」と評され、監督自身は「チンピラ」と表現している表現手法には、そうした部分も含まれるのだろう。

もうひとつの懸念は、ヒロインをどう描くのかということ。
今監督作はすべて主人公が女性であるが、もともと女性のキャラクタ作りが得意というわけではない。
男性が感情移入しやすい「可愛い女のコ」を描くのは、むしろ苦手だった(特にマンガ家時代は)。
それはキャラクタ頼みでストーリイを展開していく「キャラ任せ派」の作家とは対照的な今 敏の作家性でもあり、あながち短所というわけではない。
しかしながら、原作の『パプリカ』は、小説という表現方法ならではの、脳内女性としてのパプリカならびに千葉敦子のキャラクタが、作品の魅力の大きな部分を占めている。
もちろん、筒井作品であるからして、原作がキャラ頼みの展開や描写をしているわけではないのだが、パプリカは火田七瀬とともに筒井作品を代表するヒロインである。
単純な話「絵にも描けない美しさ」を絵にしなきゃならないのだ。

だが、映画『パプリカ』において今監督は、充分に魅力的なキャラクタを作り上げた。
もちろん、バックグラウンドに計算された緻密な構成があってこそ立つキャラクタなのだが、キャラ単体で見てもかなり魅力的かつ魅惑的に描けている。
夢や無意識がテーマの作品だけに、原作ではエロティックな描写も多いのだが、映画においてもR指定にならない程度に描かれている。
狭義のアニメおたくのひとにアピールするかどうかはわからないが、ちゃんと胸が波打ってたりする。
大きくないけど(笑)。
そうえいば、千葉と時田、乾と小山内の恋愛(?)関係もばっさり切るのかと思いきや、それは盛り込んでいたな。

(そうした成功には当然、共同脚本家、キャラクター・デザイナー、美術、作画監督ら、多くの力がかかわっていることは言うまでもないわけだが)

後半の、現実が夢に浸食されるくだりからクライマックスにかけては、賛否両論分かれるところだろう。
特にクライマックスの悪夢を退治する手法は、批判を覚悟でわかりやすく描いたと思う。
これでよかったと思う半面、正直食い足りなさが残ると言えば残るが、似非キリスト教的自我の崩壊による狂死とか、そんなの映像でやるのはちょっと無理だし、わかんないし(笑)。
ただ、このラストは『ビューティフル・ドリーマー』を思い出さずにはいられない、と言ったら今監督は怒るか。

おっと忘れちゃいけない、音楽の話。
オープニングは「白虎野」のインストゥルメンタル・ヴァージョン。
「パレード」のインストゥルメンタル・ヴァージョンは、全篇にわたって随所に登場。
タイトル通り、誇大妄想的な狂気じみた夢のパレード・シーンで使われる。
クライマックスで使われると思っていたので、ちょっと意外。
「パレード」は『パプリカ』の“裏”テーマ曲と言えそうだ。
エンディングは「白虎野」のヴォーカル・ヴァージョン。
少し歌詞を変えて再レコーディングしたようだ。

原作でデューク・エリントンの「サテンドール」がかかるバーのシーンでは、ちゃんと平沢進・作のジャズが流れる。
(あと、なぜか原作では「サテンドール」のほかにザ・ビートルズの「P.S.アイ・ラヴ・ユー」が何度も出てくる)
『妄想代理人』ではヒップ・ホップまで作った平沢進だし、かねてよりサントラではなんでもありと言っているので、これもアリなんだろう。
アルバムとしてサウンド・トラックがリリースされる際、映画では断片的に使われている曲がどう「形」になっているのか楽しみである。
『妄想代理人』では、かなり意外な形で劇中曲が発展されてアルバムに収められたので、今回も期待したい。
自他共に認める大の「ロック嫌い」で知られる筒井康隆も、このサウンド・トラックはかなり気に入ってくれようで、長年両者の作品を読み、聴いてきた者としては嬉しい限りである。

『パプリカ』公式サイト
http://www.sonypictures.jp/movies/paprika/
パプリカ
kasiko
Webmaster

高橋かしこ 2006/9/22 18:56:06  SITE  MAIL  [返信] [編集]

ヴェネチア映画祭でも好評だった映画『パプリカ』ですが
昨日から日本でもマスコミ試写が始まり、
年末に向けて盛り上がっていきそうです。
わたしはまだ観てませんが、観たらレポートいたします。
すでに映画は公開されたし、サトケン日誌でも情報が小出しにされているので、
ちょっとだけサウンド・トラックについて。

予想を裏切らずアルバム『白虎野』の曲がリサイクルされていますが
『千年女優』と『賢者のプロペラ』の関係ほどじゃありません。
使われてるのは「白虎野」「パレード」「Σ星のシダ」くらいで、
あとはオリジナル。
オーガン的にスペクタクルなのとか、ベルセルク的にダークなのとか、
果てはスウィング・ジャズ(!)まであったりします。
(CDではどうなるかわかりませんが)
たぶん、筒井康隆と今敏がバーテンをやっているバーで
流れるんじゃないかと予想しております。

というわけ、映画ともども期待が膨らみますが
続報をお待ちください。

おっと、その前に週明けにはまた別なニュースがアナウンスされそうです。

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