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| 平沢進/P-MODELについてのフォーラムです 閲覧・投稿ともにどなたでも可能ですが、投稿には画像認証が必要です スパム投稿防止のため、お手数ですがご協力お願いいたします |
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| "PHONON2550"リハーサル | |
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高橋かしこ 2007/2/28 11:57:13
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[返信] [編集] "PHONON2550"のリハーサルに昨日お邪魔してきました。 平沢さんにお会いするのは昨年末の"Eco Japan"の取材以来ですが、 体調、声の調子、その他もろもろ良好なようです。 この2か月ほど、ずっとスタジオでライヴ用のオケを作りながら、 ヴォーカルも乗せていたようで、ほんと声もよく出ていました。 ある曲では、メイン・ヴォーカルとコーラスがイマイチしっくりこなくて どっちが悪いんだ〜という話になったのですが、 平沢さんが自らの「無罪」を証明するため(笑) 試しにエフェクトなしのいわゆる生声で歌ってみたところ もう音程から声量からバッチリだったのでした。 気になる選曲ですが、過去の作品から わりとまんべんなくセレクトされています。 もしもライヴ・アルバムを作ったなら ベスト・アルバムにもなるような選曲じゃないでしょうか。 もちろん、個人的には「なんでこの曲が入ってないのだ!!」 とかってのはありますけど。 あと、ほんとに意外な曲とかもありますね。 ここで詳細をつまびらかにはできませんが、 調べてみると“平沢三幕三時間”以来という曲が2曲、 “Adios Jay”以来が1曲、 大阪の“TOKYOパラネシアン”以来が1曲ありました。 つまり94年を最後に演っていない曲が4曲もあるわけで 新しいリスナーの方は特に嬉しいんじゃないでしょうか。 考えてみると“Solar Live”が最後って曲にしたって もう6年前なわけですから、平沢進に歴史ありです。 作品を重ねるごとにライヴでの選曲が難しくなる とこぼしていましたが、むべなるかな。 最近の作品以外は全体にリアレンジされていて、 スタジオ盤や以前のライヴとは違っているので 曲によってはイントロだけではわからなかったりします。 昔からのリスナーはそこらへんを堪能すればよろしいかと。 では、最後にスタジオ内を爆笑させた平沢発言を3連発。 「あれ〜、この曲、得意なんだけどな」 「これどんな曲だっけ? ああ、あの歌いっぱなしの曲か」 「みんさん、わたしはね、歌手なんですよ」 |
| 2007 | |
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高橋かしこ 2007/1/3 18:39:45
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[返信] [編集] 新年明けましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。 今年の平沢関係はオール・スタンディングのライヴ“PHONON2550”や 万国点検隊2007「P-0」(ピースーン)の開催と すでに決まってるイヴェントだけでも盛りだくさん。 あとは新譜がどうなるかってところですね。 点検隊の詳細はそのうちオフィシャルからアナウンスがあると思いますが、 期間は6月29日〜7月3日で、目的地はプーケット、99,800円也。 申し込みにはファンクラブへ入会するか会員の知人が必要。 でもって、タイ渡航には入国から半年以上先まで有効なパスポートも必要です。 ご興味がおありの方は、準備されたし。 ![]() ![]() |
| Re: 『パプリカ』公開 サウンドトラック発売 | |
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高橋かしこ 2006/12/5 22:47:13
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[返信] [編集] 失礼いたしました。 訂正いたします。 Windows98用のFlashPlayer9というのもあったようです。 Windows98でもFlashPlayer9をインストールすれば、パプリカ・サイトもばっちりですよ。 http://www.adobe.com/shockwave/download/alternates/ |
| Re: 『パプリカ』公開 サウンドトラック発売 | |
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高橋かしこ 2006/11/30 0:16:50
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[返信] [編集] 『パプリカ』オフィシャル・サイトはさすがにFlash抜きの扉もこしらえたようです。 http://www.sonypictures.jp/movies/paprika/site/ でも、その扉ページのテキストもほとんどすべて画像にしちゃうなんて、 このサイトのデザイナってグラフィック出身なのかなぁ、 なんて余計なこと考えたり。 (まあ、部分的にでもIMGタグにAlt表示も入れてるけど) にしてもXPとOSXでしか見られないサイトってやっぱなあ…。 ちなみにLinuxの場合は現役OSなだけにWin98やMacOS9より状況はマシ。 いつの間にかLinux用のFlash Player9(β)も出ていたので、インストールしてみたら、かなりマシに表示されるようになったけど、フォントが表示されなかったりする。 これは前からあるFlashのバグなんだろうけど、FC6の場合はこちらの対処法では直らないようだ。 http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/linuxtips/881cantjpfc5.html これ以上の努力はめんどくさいので放棄(笑)。 正式版ではバグがフィックスしてることを期待して、それまで待つことといたしましょう。 |
| Re: 『パプリカ』公開 サウンドトラック発売 | |
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高橋かしこ 2006/11/29 23:10:04
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[返信] [編集] 先週末より『パプリカ』が公開され、それに先んじてサウンドトラックもリリースされました。 わたしも本日、池袋で観てきましたが、平日の1回目だというのにひとの入りもよく、ひと安心(笑)。 (ただ、スクリーンの大きな新宿で観るべきだったとちょっと後悔) やはり1回目では気づかなかった新たな発見などもあり、理解も感動も深まりました。 1回目は映像に圧倒されちゃいましたからね。 また、最初は原作と同じ点に目がいきましたが、今回は逆に原作と違う点、オリジナルな部分に目がいきました。 つまり、小説世界をどう映画化したか、ではなく、映画としてどうだったかに力点を置いて観られたと言いましょうか。 そうやって観点を違えるだけで、かなり作品の見え方も違ってきて、別な楽しみ方ができました。 サウンドトラック・アルバムは『妄想代理人』の時のような意外な展開はなく、けっこうあっさりした仕上がり。 アウトテイクが無料配信されていますが、ほんとはアルバムに入れようと思えば入れられる素材などもあったでしょうに、今回はストイックにまとめたようです。 映画で使われていながらアルバムには未収録という曲もあったような気がしましたが、映画を再見したところ、それは思い違いだったようです。 では、映画が観たくなるような(?)ひと口解説。 01:パレード ヴォーカル入りの『白虎野』ヴァージョン。 映画には使われていませんが「元」になった曲ということで収録。 02:媒介野 オープニング・テーマ。 「白虎野の娘」のヴァリエーション的なインストゥルメンタルですが、パプリカのキュート(筒井風)なキャラクタアに似つかわしいアレンジ。 個人的に非常に好きで、これと「パレード(instrumental)」だけでもサウンドトラックの価値あり、と言えましょう。 03:回廊の死角 夢のなかの探索シーンで不安をかきたてる。 04:サーカスへようこそ 映画では冒頭から使われる、サーカス会場のジンタ。 粉川のテーマ曲と言えないこともない。 ちなみに「ジンタッタジンタッタ」と聞こえるからジンタというのはほんとでしょうか。 05:暗がりの木 理事長の植物園のテーマ曲。 曲単体で聞くと心地いい和めるナンバですが、映画ではそうではありません(笑)。 06:逃げる者 夢のなかのチェシング・シーンで使われる曲。 「覚醒させて!!」のテーマとでも言いましょうか。 07:Lounge ヴァーチュアル・バー Radio Club で流れる平沢ジャズ。 Webのインタヴューでは、監督のダメ出しがあって、作り直したふうなことを語ってます。 http://listen.jp/newtype/hot.aspx?inc=sp_paprika 前の書き込みでスウィングと表現しちゃいましたが、実際に使われたのはビッグ・バンド風ではなく、クァルテット(ピアノ、ヴィブラフォン、ベース、ドラムス)風のほうでしたね。 08:その影 乾理事長のテーマ曲。 って、なんの解説にもなってないな。 ダース・ヴェイダーだと思ってください。 09:滴いっぱいの記憶 敦子のテーマ曲。 敦子とパプリカではまったくキャラが違うわけですが、敦子とパプリカ、それぞれがお互いを内包しているということが、音楽でも表現されています。 10:追う者 夢のなかのチェシング・シーンで使われる曲その2。 って、まんまですね。 シダの香りがします。 11:予期 昆虫・小山内と植物・乾の歪んだ人格が投影された夢のテーマ、でよいのでしょうか。 羽音っぽいのが不気味ですが、映画だともっと気持ち悪いです。 あ、映画のなかで「気持ちワリー」はいい台詞です。 後半、平沢進の生声っぽいコーラスが入ってくるとこもいいです。 で、曲のアウトロと次曲へのつなぎがまたいい感じ。 12:パレード(instrumental) 実は映画で使われたのは、これとも違う曲なそうです。 映画では曲の使われ方は断片的なので、よくわかんないんですけどね。 つまり、これも「元曲」ということで収録。 13:白虎野の娘(パプリカ・エンディングテーマ) アルバム『白虎野』タイトル・チューンの改作。 平沢リスナであれば、説明不要でしょう。 歌詞からはヴィエトナム色がなくなっています。 アレンジも「媒介野」っぽく女声コーラスが入っていたりします。 EXTRA TRACK: 平沢進short movie 白虎野の娘 登場するのはアリとか油田とかヒラサワとか(笑)。 やはり「胡蝶の夢」といった趣で、幽体離脱したヒラサワが蝶になります。 ジャケット写真にも使われたこの蝶は、映画でも重要なシンボルとして登場します。 あ、思いのほか長くなってしまった。 |
| Re: パプリカ詳報 | |
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高橋かしこ 2006/11/10 12:33:45
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[返信] [編集] 『パプリカ』の公開日、サウンド・トラックの曲目、ジャケット写真の発表など、もろもろ動き出しております。 もう2週間で観られて、聴けるわけです。 CDのジャケットは、まだWeb上のサムネール程度のものしか見ていないのでディテールはわかりませんが、横臥する平沢進の上で蝶が舞っているというもの。 この蝶は映画にも登場するわけですが、ジャケットのイメージとしては「胡蝶の夢」でしょうか。 見てすぐわかった平沢リスナも多いでしょうが、写真は生井秀樹、アート・ディレクションはイナガキキヨシという両巨匠の作品です。 夢を見ているというより、一瞬、死んでいるように見えたわたしは罪なのでしょうか。 でも、生井さんはかつて平沢進を棺桶に入れた前科もあるので(笑)。 さて、このシューティングでは、ほかにもかっちょいい写真をたくさん撮ったらしいので、インナーにも期待したいところ。 でも、そういう写真素材がたくさんあっても、ぜんぜん使わなかったりするのがイナガキさんの悪い癖(笑)。 どーなるかはわかりません。 |
| Re: 『パプリカ』オフィシャル・サイト・グランド・オープン | |
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高橋かしこ 2006/10/24 18:43:39
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[返信] [編集] 『パプリカ』の特設サイトがオープンしました。 http://www.sonypictures.jp/movies/paprika/site/home.html 全面的にFlashで組んだ「敷居の高い」サイトですが(笑) (わたしの環境じゃほとんどのメニューが表示されないっつーの) 「白虎野」をアレンジした映画のオープニング曲を聞くことができます。 ちなみにエンディングで流れる「白虎野 パプリカ・ヴァージョン」とは また別の曲です。 |
| Re: パプリカ | |
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高橋かしこ 2006/10/10 12:23:56
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[返信] [編集] わたしは思い出せません。 > 平沢ファンなら「心配するより応援してください」でしたね …えっと、元ネタなんでしたっけ。 なにを思い出せないかは覚えているんですが(笑)。 > 原作のエッセンスも余すところ無く抽出されていて、 > さらに匠の技でブレンドされているように見受けました。 大和久さんもそのような感想を書いてますね。 http://www.owaku.com/mt/archives/2006/10/04/diary.html > ビートルズな平沢サウンドを聞けないのがちょっと残念(笑)。 そういう発想はありませんでした。 なるほど、やってくれていたら面白かったですね。 60年代ロックには造詣が深い平沢さんですから、 必要ならやってくれそうです。 |
| Re: パプリカ | |
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ジフ 2006/10/9 23:44:31
[返信] [編集] 私も小説パプリカを読んだ時、 「このボリュームをどんな切り口で映画にするんだろ?」と 心配した口でしたが、ようやく思い出しました。 平沢ファンなら「心配するより応援してください」でしたね。 予告編の各シーンを見ると 原作のエッセンスも余すところ無く抽出されていて、 さらに匠の技でブレンドされているように見受けました。 非常に期待しつつ劇場に駆けつけたいと思います。 うちの近所でも公開されますように(祈)。 そしてさすがに「P.S.アイラブユー」は流れないんですね。 ビートルズな平沢サウンドを聞けないのがちょっと残念(笑)。 |
| Re: パプリカ | |
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高橋かしこ 2006/10/9 19:51:22
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[返信] [編集] ご投稿いただきありがとうございます。 > トップ??からリンク貼ったんですが、なんかそれも、 > 間違えたよーです(−−; あそこのBBSの仕様というかバグで 「?」など含む動的WebサイトのURLは 途中でリンクが切れてしまうようです。 お気になさらないでください。 |
| Re: パプリカ | |
| GUEST |
凪子 2006/10/9 18:53:58
[返信] [編集] かしこさん、こんばんは。 済みません、事後報告になってしまいますが、 「ナスカ」にこちらのサイトへのリンク、 貼ってしまいました!!(>_<) (でも、一体どこに(どこから??)リンクすればいーのか よくわからなかったので、とりあえず、こちらのBBSの トップ??からリンク貼ったんですが、なんかそれも、 間違えたよーです(−−;重ね重ね済みませんm(__)m(汗)) 「白虎野・パプリカ」バージョン楽しみです〜(^^) (歌詞違い(若干でも^^;)ってだけでも、レア度が(笑)) 平沢さんのジャズ!!も、楽しみです。(^^) それでは失礼しました。 |
| Re: 反射の集いは氷の9 | |
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高橋かしこ 2006/9/27 19:27:33
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[返信] [編集] > 風景の映像はひょっとすると > 大和久さんが撮ったものかもしれません。 大和久さんが撮影したものなそうです。 さすが。 こんどは実写監督デビューでしょうか。 あと、輪のような模様とかエフェクトの一部は twenty2productのテリー・グリーン作の素材なそうです。 関係ありませんが、22pのこんな記事を見つけました。 「Densya」の話で平沢さんの名前も出てきます。 http://www.adobe.com/jp/motion/gallery/twenty2/ |
| DVD 反射の集いは氷の9 | |
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高橋かしこ 2006/9/27 16:58:39
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[返信] [編集] DVD『反射の集いは氷の9』が先週届きまして、 NEWSにジャケット写真をアップしておきました。 中身もようやく観ましたが、予想外に(?)よかったです。 いや、誤解を招くな。 もともとライヴ自体はよかったんですが、 撮影は急遽決まったとかで、 あまりちゃんとした機材&人員で撮影できなかったと 記憶していたため、ソース映像に不安があったのです。 ところが、びっくり。 ちゃんと「作品」になっております。 これも大和久マジックでしょうか。 エフェクトは適度でうるさくなく、 オーバーラップさせている風景映像も曲に合っているし。 アルバムのコンセプトにあった 環境ヴィデオ(懐かしい言葉だな)っぽい仕上がり。 風景の映像はひょっとすると 大和久さんが撮ったものかもしれません。 (想像) フクロウはさすがに出てきませんでしたが、 鳥はいました(笑)。 |
| Re: パプリカ | |
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高橋かしこ 2006/9/26 19:05:34
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[返信] [編集] 昨日『パプリカ』の試写を観てきました。 まだマスコミ試写は2回目で、11月まで何回もあるので、そんなに混んでいませんでした。 期待に違わぬ出来です。 というわけで、以下雑感。 いわゆるネタバレを好まない人は読まないでください。 といっても、原作を知らないひとは意味がわかんないかもしれないけど。 単純に「うまくなったなあ」「安心して観させるなあ」というのが最初の感想。 これは『東京ゴッドファーザーズ』でも思ったことなので、作を重ねるごとにうまくなってるってこと。 テーマも制作時期も近いせいもあってTVシリーズ『妄想代理人』での成果が、うまく取り込めているようだ。 オープニングからすんなりと作品世界に引き込まれてしまう。 ちなみに、タイトル・デザインは平沢リスナーにはおなじみ、イナガキキヨシの手によるもの。 今作品と筒井作品の相性のよさのようなものは観る前からわかっていたし、心理学的な、もしくはアーティスティックな「夢の論法」にも造詣の深い今 敏であるので、夢のシーンのヴィジュアライズも心配はしていなかった。 飛び降りる夢、落ちる夢、そして飛ぶ夢。 子供のころ頻繁に見、大人になってからもたまに見る、不安や恐怖感に快感が入り混じったような、あの独特の感覚まで呼び起こされた。 流石である。 ただ、懸念がなかったわけではない。 ひとつは、あの複雑な長編小説を、どう1時間半の尺に収めるのかということ。 今監督から『パプリカ』を映画化すると聞いたあと、久しぶりに『パプリカ』を再読してみたのだが、いったいどう構成するのだろうと脚本家でもないのに頭を抱えた。 ところが、今 敏は「それはね、こうするんだよ」と言わんばかりに、見事に再構成してみせた。 ヘンな喩えだが、巨大なマグロから1皿の刺身を出されたような気分である。 事前に「ばっさり切る」とは聞いていたが、小説の骨子は活かしつつも、原作のエピソードや登場人物はかなりの部分を切り捨て、オリジナルのストーリイを組み立てている。 夢の内容などはほとんどオリジナルである。 原作より登場人物を絞ったぶん、複数の登場人物の役割を統合させ、また登場人物同士を対照化するため、キャラクタや役職などはかなり変更してある。 パプリカとの待ち合わせ場所であるバー“ラジオ・クラブ”をサイバー・スペースに持ってきたというのは、うまい。 監督自身が登場するのは「悪ノリ」と思われるだろうが、今 敏はマンガ『OPUS』で、作中マンガの世界に作中作者が入っていくメタ・フィクション的作品も描いているので、確信犯だろう。 確信犯といえば、パプリカと千葉敦子が「ケンカ」するのも、図式的だし、やりすぎという気がしないでもない。 しかし、プレス・リリースで「ケレン」と評され、監督自身は「チンピラ」と表現している表現手法には、そうした部分も含まれるのだろう。 もうひとつの懸念は、ヒロインをどう描くのかということ。 今監督作はすべて主人公が女性であるが、もともと女性のキャラクタ作りが得意というわけではない。 男性が感情移入しやすい「可愛い女のコ」を描くのは、むしろ苦手だった(特にマンガ家時代は)。 それはキャラクタ頼みでストーリイを展開していく「キャラ任せ派」の作家とは対照的な今 敏の作家性でもあり、あながち短所というわけではない。 しかしながら、原作の『パプリカ』は、小説という表現方法ならではの、脳内女性としてのパプリカならびに千葉敦子のキャラクタが、作品の魅力の大きな部分を占めている。 もちろん、筒井作品であるからして、原作がキャラ頼みの展開や描写をしているわけではないのだが、パプリカは火田七瀬とともに筒井作品を代表するヒロインである。 単純な話「絵にも描けない美しさ」を絵にしなきゃならないのだ。 だが、映画『パプリカ』において今監督は、充分に魅力的なキャラクタを作り上げた。 もちろん、バックグラウンドに計算された緻密な構成があってこそ立つキャラクタなのだが、キャラ単体で見てもかなり魅力的かつ魅惑的に描けている。 夢や無意識がテーマの作品だけに、原作ではエロティックな描写も多いのだが、映画においてもR指定にならない程度に描かれている。 狭義のアニメおたくのひとにアピールするかどうかはわからないが、ちゃんと胸が波打ってたりする。 大きくないけど(笑)。 そうえいば、千葉と時田、乾と小山内の恋愛(?)関係もばっさり切るのかと思いきや、それは盛り込んでいたな。 (そうした成功には当然、共同脚本家、キャラクター・デザイナー、美術、作画監督ら、多くの力がかかわっていることは言うまでもないわけだが) 後半の、現実が夢に浸食されるくだりからクライマックスにかけては、賛否両論分かれるところだろう。 特にクライマックスの悪夢を退治する手法は、批判を覚悟でわかりやすく描いたと思う。 これでよかったと思う半面、正直食い足りなさが残ると言えば残るが、似非キリスト教的自我の崩壊による狂死とか、そんなの映像でやるのはちょっと無理だし、わかんないし(笑)。 ただ、このラストは『ビューティフル・ドリーマー』を思い出さずにはいられない、と言ったら今監督は怒るか。 おっと忘れちゃいけない、音楽の話。 オープニングは「白虎野」のインストゥルメンタル・ヴァージョン。 「パレード」のインストゥルメンタル・ヴァージョンは、全篇にわたって随所に登場。 タイトル通り、誇大妄想的な狂気じみた夢のパレード・シーンで使われる。 クライマックスで使われると思っていたので、ちょっと意外。 「パレード」は『パプリカ』の“裏”テーマ曲と言えそうだ。 エンディングは「白虎野」のヴォーカル・ヴァージョン。 少し歌詞を変えて再レコーディングしたようだ。 原作でデューク・エリントンの「サテンドール」がかかるバーのシーンでは、ちゃんと平沢進・作のジャズが流れる。 (あと、なぜか原作では「サテンドール」のほかにザ・ビートルズの「P.S.アイ・ラヴ・ユー」が何度も出てくる) 『妄想代理人』ではヒップ・ホップまで作った平沢進だし、かねてよりサントラではなんでもありと言っているので、これもアリなんだろう。 アルバムとしてサウンド・トラックがリリースされる際、映画では断片的に使われている曲がどう「形」になっているのか楽しみである。 『妄想代理人』では、かなり意外な形で劇中曲が発展されてアルバムに収められたので、今回も期待したい。 自他共に認める大の「ロック嫌い」で知られる筒井康隆も、このサウンド・トラックはかなり気に入ってくれようで、長年両者の作品を読み、聴いてきた者としては嬉しい限りである。 『パプリカ』公式サイト http://www.sonypictures.jp/movies/paprika/ |
| パプリカ | |
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高橋かしこ 2006/9/22 18:56:06
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[返信] [編集] ヴェネチア映画祭でも好評だった映画『パプリカ』ですが 昨日から日本でもマスコミ試写が始まり、 年末に向けて盛り上がっていきそうです。 わたしはまだ観てませんが、観たらレポートいたします。 すでに映画は公開されたし、サトケン日誌でも情報が小出しにされているので、 ちょっとだけサウンド・トラックについて。 予想を裏切らずアルバム『白虎野』の曲がリサイクルされていますが 『千年女優』と『賢者のプロペラ』の関係ほどじゃありません。 使われてるのは「白虎野」「パレード」「Σ星のシダ」くらいで、 あとはオリジナル。 オーガン的にスペクタクルなのとか、ベルセルク的にダークなのとか、 果てはスウィング・ジャズ(!)まであったりします。 (CDではどうなるかわかりませんが) たぶん、筒井康隆と今敏がバーテンをやっているバーで 流れるんじゃないかと予想しております。 というわけ、映画ともども期待が膨らみますが 続報をお待ちください。 おっと、その前に週明けにはまた別なニュースがアナウンスされそうです。 |
| 亜種音TV Vol.14「ASTRO-HO-06」 | |
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高橋かしこ 2006/9/22 18:37:36
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[返信] [編集] このご時世に意図的にオンエアされたであろう NHK衛星の『キリング・フィールド』を観て クメル・ルージュを一方的に悪く描き過ぎ、 とか思いつつも、けっこう感動しながら、 もしも主役がヒラサワとワイだったらと想像して面白がっていた秋です。 ラストの「イマジン」より、殺戮現場で流れる 「バンド・オン・ザ・ラン」のほうが映画的には圧倒的にいいです。 さて氷のDVDも届きましたが、まだ観ていません、すいません。 (まぁ、イヴェント自体は観たことだし) そのうち感想とジャケ写くらいはアップしようかなと。 ということより「ASTRO-HO-06」ですよ。 元曲の「Astro-Ho (narration Ver.)」もかなりいいんですが、 この平沢ヴァージョンは相当にいいです。 (って、間抜けな美食レポートなみに幼稚な表現だ) ムーヴィからサウンドだけ抜き出し、 MP3にしてエンドレスで聴いていたりします。 そういえば「Astro-Ho」「Astro-4D」とかって曲もあったなと思いつつも ぜんぜん曲を思い出せなかったので、そっちも聴いてみたりして。 もともとSFのプロローグのような詞ですが、 今回はその続扁といった趣で、詞の内容はぜんぜん違います。 いや、続扁というより、かなりレベルが上がってます。 Astro-Hoの可哀想度合いも100倍アップですね。 Astro-Hoは、Σ-12とダブったりしますが、 やっぱり『タイタンの妖女』のコンスタントでしょうか。 トム大佐ってイメージもあるけど。 曲はギターのフレーズを除いて、ほとんど「ジャングルベッド I」の面影無し。 コーラスなんかはソロ作品っぽく、5:46もあります。 オリジナルは2:21でしたから、倍以上の長さですね。 長けりゃいいってもんじゃないですが、 ミニマルなギター・フレーズやメディテイティヴなシンセサイザー なんかはリピート再生に向いてます。 個人的にはこの曲というかPVだけで1500円の価値ありと思う、 とかありがちなフレーズでリコメンデーションしてみたりして。 |
| Re: PEVOのライブです! | |
| GUEST |
madmen 2006/8/16 0:46:57
[返信] [編集] お年をめしたお客さまが屋根裏に足を運ぶ際には、 浦島現象を起こしてキャバレー・ロンドンを 目指したりしないようにしたいものです。 ↑あはは、前に…某店長と某レーベル社長の待ち合わせ時に、現屋根裏と旧屋根裏前で互いに待ってたそうです。 |
| Re: PEVOのライブです! | |
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高橋かしこ 2006/8/15 16:34:38
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[返信] [編集] madmenさん、PEVO1号さん、告知いただきありがとうございます。 テラヴスになじんだPEVOが10年間でどのように変貌しているのか、 楽しみですね。 お年をめしたお客さまが屋根裏に足を運ぶ際には、 浦島現象を起こしてキャバレー・ロンドンを 目指したりしないようにしたいものです。 |
| Re: PEVOのライブです! | |
| GUEST |
pevo1号 2006/8/15 15:34:59
[返信] [編集] 告知ありがとうございます! PEVO1号です。 PEVOのライブは、地球時間で10年ぶりです。 すっかりテラヴスに同化したPEVOの3人を是非観に来てください! たっぷりサイン波をおみまいします。 |
| PEVOのライブです! | |
| GUEST |
madmen 2006/8/4 18:36:43
[返信] [編集] 「宇宙からのメッセージ」 9/9(土)@渋谷屋根裏 前売、2000円/当日、2300円(共にドリンク代別) 18時オープン/18時半スタート ★PEVO http://blogs.yahoo.co.jp/adoopt_s/9438575.html ★ASTROーB http://www.astro-b.com/ ★ミヤマGt. http://miyama-gt.com ★HiーHi Set http://hihiset.xxxxxxxx.jp DJ さゆキャンディ(applehead, watts towers, etc) http://www.poltern.net/sounds/ ☆94年のP−MODELのコピーバンド大会で優勝し、DEW-SYUNよりヴォルキス・プロラデューク(=平沢進)プロデュースでアルバムをリリースしたPEVOのライブです。 |
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