<2020年07月04日更新> P-MODEL・平沢進年表 CHRONOLOGICAL RECORD 1953 10月29日 田井中貞利、福岡県築上郡に生まれる。 12月5日 田中靖美、東京都東久留米市に生まれる。 1954 4月2日 平沢進、東京都足立区に生まれる。 1955 10月20日 小西健司、大阪府に生まれる。 1957 1月29日 横川理彦、鳥取市に生まれる。 1959 1月22日 荒木康弘、新潟県柏崎市に生まれる。 4月11日 秋山勝彦、東京都に生まれる。 1961 8月2日 高橋芳一、東京都に生まれる。 1963 7月30日 菊池達也、東京都に生まれる。 8月12日 中野照夫(現・テルヲ)、東京都に生まれる。 1964 3月30日 ことぶき光、北海道沼田町に生まれる。 8月18日 三浦俊一、東京都江戸川区に生まれる。 9月3日 上領亘、東京都に生まれる。 1967 11月21日 藤井ヤスチカ、広島県福山市に生まれる。 1970 11月10日 福間創、大阪府に生まれる。 1972 平沢進、安部文泰らとバンド結成。 1973 平沢進、安部文泰のメンバー募集に、田中靖美、田井中貞利が応募。マンドレイク結成。 1978 マンドレイク解散。 1979 1月1日 プログレッシヴ・ロック・バンド“マンドレイク”のメンバーであった、平沢進(Vo&G&Syn)・田中靖美(Org&Syn)・田井中貞利(Dr)の3人に、マンドレイクのファンだった秋山勝彦(B&Syn)を加えて“P-MODEL”結成。 セルフマネージメント・オフィス“モデル・ハウス”設立。 3月16日 下北沢ロフトでデビュー・ライヴ。レコード会社関係者もデモ・テープを聴いて駆けつける。8社と交渉し、ワーナー・パイオニア(現・ワーナーミュージック・ジャパン)と契約。 7月25日 デビュー・シングル「美術館で会った人だろ」がリリース。 8月20日 XTCの来日公演のフロント・アクトを務める(8/22まで)。 8月25日 1stアルバム『イン・ア・モデル・ルーム』がリリース。 9月1日 新宿ロフトでのイヴェント“DriveTo'80 5days new wave explosion”に出演。 このころ、折しも盛り上がっていた日本のパンク/ニュー・ウェイヴ系のイヴェントにも積極的に参加。 9月3日 ヴァン・ヘイレンの日本ツアー(武道館を含む7回)でフロント・アクトを務める(9/13まで)。 12月25日 2ndシングル「KAMEARI POP」がリリース。 1980 1月3日 初の自主ツアー“P-TRICK PLAN Vol.1”がスタート。3/11まで関西・東海地区を回る。 折からの“テクノ・ブーム”の旗頭に祭り上げられ、ヒカシュー、プラスチックスとともに“テクノ・ポップ御三家”と呼ばれるようになる。 パンク/ニュー・ウェイヴ系のバンドとももに『金曜娯楽館』『600こちら情報部』『ジャムジャム'80』などTV番組へも積極的に出演。 3月28日 ツアー“P-TRICK PLAN Vol.2”がスタート(4/13まで)。 3月29日 焼酎“JUN ROCK JAPAN”のCF録りで来日していたデヴィッド・ボウイーが京都サーカスサーカスのライヴに観にきて、楽屋を訪ねる。ギターにサインしてもらったメンバーもいた。 4月7日 中野サンプラザでのヒカシューとのジョイント・ライヴで、アンコールを巡って主催者、両バンドの間でトラブルが起きる。 4月25日 2ndアルバム『ランドセル』がリリース。 5月25日 3rdシングル「ミサイル」がリリース。 YMOを中心にしたテクノ・ブームがピークを迎えるなか、P-MODELはテクノ・ポップから脱却を図るようなステージング、新曲を展開。 6月15日 三百人劇場で行われた“ポップ・ザ・ヒーロー”は、初の自主公演と位置づけられ、演奏前に平沢裕一が制作したヴィデオが流された。内容は『偉大なる頭脳』の説明(「猪木と猫のタマのアタマがぶつかった」)やメンバー全員出演による『オハヨウ』劇(寝てる平沢を攻撃する3人)など。ステージはこれまでのピンクと黄色、赤と青緑といった衣装・機材カラーを一掃。平沢は白づくめで胸に青十字を付け、ギターは青(というか水色)に塗った。田井中は白と青のストライプ、秋山と田中は白とグレーの衣裳。平沢は「ソフィスティケイテッド」演奏中にヤマトのりを絞る。1回目のアンコールのラスト『地球儀』では、メンバーは演奏せずステージ上の地球儀に手をかざす。スクリーンには紛争が映し出された。 7月27日 ミニコミ『鹿鳴館』(同名ライヴ・ハウスとは無関係)が主催した渋谷屋根裏のライヴでは、入場前に鹿鳴館による「コンサートに来る意味」のビラが配られ、開演後は延々と『ランドセル』がかかり、客が騒ぎ始めるまで演奏しなかった。そのため、のちに「鹿鳴館とP-MODELは客をモルモットにした」と大批判を受ける。 11月3日 新宿・文化服装学院のライヴを最後に秋山勝彦、脱退。 11月21日 臨時のベーシストとして、慶應・三田祭のライヴより菊池達也が加入。彼は当時、平沢進が講師を務めていたシンセサイザー教室の生徒で、P-MODELのコピー・バンドもやっていた高校2年生。翌年から正式メンバーとなる。 1981 3月9日 銀座・ローディプラザで『ポプリ』発売記念イヴェント。アルバム全曲紹介する平沢進のトークショー。 3月25日 3rdアルバム『ポプリ』と4thシングル「ジャングルベッドII」がリリース。 6月5日 関西ツアー“万物三つこぶらくだの旅”スタート(〜6/9)。 9月9日 銀座ローディプラザでモデルハウスが制作したP-MODEL、(pt)mask、シャンプーのヴィデオ発表イヴェント。平沢進、田井中貞利、菊池達也が登場。 10月18日 シリーズ・ライヴカナリアの籠展開図ぐるりと回る360度期待は記憶気のどくだねオゾノコブラノスキーpart1(Perspective)”渋谷屋根裏で開催。いわゆる2部構成“カナリアの籠三部作”がスタート。10/31・目黒鹿鳴館“part2(Story)”11/8・新宿ロフト“part3(Canary)”と続く。11/8にはテーマ曲を演奏中に「ドキュメンタリーが好きなんだろ? 喰え!」と言って鳥のエサを撒く。 11月2日 新宿ロフトでトム・ロビンソンwithコスメティックスの来日公演のフロント・アクト。 1982 3月1日 ジャパン・レコード(現・徳間ジャパンコミュニケーションズ)に移籍し、4thアルバム『パースペクティヴ』およびカセット『パーステクティヴII』がリリース。 3月26日 日仏会館にて“突拍子のためのLesson.1”と題したコンサート。平沢進は自作のサンプリング・マシン“ヘヴナイザー”を使用。また、生ドラムにシンセサイザーを通して独特の重量感を出すようになる。このころから1st&2ndの曲はほとんど演奏しなくなり、サウンドはますますヘヴィになっていく。フロント・アクトの“シャンプー”(イギリスのシャンプーとは関係はない)は平沢進がデビュー・シングル「トゥナイト」をプロデュースした女性2人組のユニット。 4月25日 平沢進がプロデュースしたシャンプーのデビュー・シングル「トゥナイト」リリース。 6月21日 中野サンプラザにて、ジャムの来日公演のフロント・アクト。 8月22日 原宿の美容室ヘア・ピープルで“突拍子のためのLesson.2”と題したライヴ。ヘヴナイザーを通して観客が演奏に参加する実験的なライヴと、通常ライヴの2部構成で行われた。 12月15日 ニュー・ウェイヴのオムニバス・アルバム『レベル・ストリート』がリリース。P-MODELは「フ・ル・ヘッ・ヘッ・ヘッ」を提供。シャンプーの曲「ロンド」を平沢進がプロデュース。 1983 3月20日 渋谷屋根裏のライヴを最後に田中靖美、脱退。 3月25日 自主制作カセット『不許可曲集 vol.1』がリリース。 3月27日 臨時のキーボード・プレイヤーとして、千葉マザースのライヴより三浦俊一が参加。翌年、アルバム・リリース後から正式メンバーに。 8月7日 新宿ロフトで“モデルハウス プレゼンツ 夏休み特別企画その2 NO GAMES NIGHT”と題して行われたライヴでは、シャンプー、立川談之助といったゲストのほか、MUSIC&WORDS(神尾明朗+小久保隆+平沢進)というスペシャル・ユニットも登場。旬とはまた違った、カオスなシンセ・ミュージッを披露した。 8月25日 マネージメント・オフィス“モデル・ハウス”とファン・クラブ“パーソナル・パルス”が共同編集した小冊子『P-MODEL ANOTHER PAPERS』をリリース。附録としてアルバム『アナザー・ゲーム』をダイジェストしたソノシ‐トを収録。 9月26日 平沢進、渋谷ラママのTHE LOODSのライブにギタリストとしてゲスト出演。「青十字」を演奏。 10月24日 リリースはズレたが“HEAVEN”という変名でシークレット・ギグを2回行ったのち“ANOTHER GAME TOUR”がスタート。全国23カ所で公演。フォノシート「ソリッド・エアー(Dance Version)」配布。平沢進のトレード・マークとなっているギター“タルボ”(現在は同モデルのフォトン)を使いはじめる。 10月25日 リリース直前、5thアルバム『アナザー・ゲーム』が歌詞の問題で発売延期に。 11月14日 日仏会館のコンサートで、町田町蔵&人民オリンピックショー、突然ダンボールとジョイントする。 11月25日 予定されていたアルバム『アナザー・ゲーム』のリリース、レコード会社の都合により再び延期。ヴォーカル・パートを一部、録り直し。 1984 1月25日 予定されていたアルバム『アナザー・ゲーム』のリリース、レコード会社の都合により再び延期。 2月25日 5thアルバム『アナザー・ゲーム』がリリース。 “P-MODEL ANOTHER ACT”と題したソロ・プロジェクトがスタート。第1弾として、三浦俊一のユニット“IKARI”のフォノシート「LUCKY TIME」や、平沢進のユニット“旬”によるフォノシート「I-Location」がリリース。 3月10日 渋谷ライヴ・インほかで“ANOTHER GAME TOUR 2nd”がスタート。 4月10日 平沢進が参加した遠藤ミチロウ(ザ・スターリン)のカセット・ブック『ベトナム伝説』がリリース。 6月3日 横浜国立大学の学園祭でザ・スターリンと共演。演奏開始直後、パンクスたちの歓声&罵声が飛び交い、観客が押し寄せ、危険な状態に。菊池達也は客席にベースを放り投げ、1度はメンバー全員引っ込むというアクシデントあり。以後、パンクスのファンが急増。 ザ・スターリンの遠藤ミチロウが主宰する雑誌『ING,O!』第5号の付録フォノシート「飢餓々々帰郷」で、ザ・スターリンの遠藤ミチロウ&乾純、元・INUの北田コレチカ(昌宏)そして平沢進が共演。 8月5日 新宿ロフトの“因果律ランダムパーティスペシャル”を最後に菊池達也、脱退。 8月28日 弘前・萬燈籠を皮切りに北海道から九州までまでの“SCUBA TOUR”がスタート。大阪を拠点とするニュー・ウェイヴ・バンド“4-D”に在籍していた横川理彦がベース&ヴァイオリンとして加入。12月まで続いたツアーでは、横川がヴァイオリンを弾くため、曲によっては平沢がベースを弾いたり、三浦がギターを弾いたりと、変則的な楽器編成となった。イヴェントにも積極的にも参加。 9月15日 横浜シェルガーデンのライヴでは、横川のスケジュールが合わず、この日のみ後にメンバーとなる中野照夫(現・テルヲ)が臨時ベーシストとして参加。 10月10日 カセット・ブック『スキューバ』がリリース。 10月24日 渋谷ライヴ・インでのライヴでは、横川をフィーチャーした1部と、通常ライヴの2部で構成。4-DのナンバーのP-MODELヴァージョンや、P-MODELのナンバーの4-Dヴァージョンも披露する。 12月21日 新宿ロフト2DAYS“因果律ランダムパーティーLAST”が12/21・22に開催。田井中貞利の年内脱退が決定していたため、後任の荒木康弘もパーカッションとして参加。荒木は解散が決定していたパンク・バンド“アレルギー”のドラマーで、以前からコピーもやっていたほどP-MODELのファンであったという。 12月23日 後楽園ホールでの反核イヴェント“アトミック・カフェ”に出演。ただし、P-MODEL自体に政治的意図はなかった。 約5ヶ月間のライヴ活動休止。新メンバーでのリハーサルおよび曲作りに励む。 平沢進、横川理彦が参加した、元・ノヴェラのヴォーカル、五十嵐久勝のアルバム『パズル』がリリース。 1985 1月 オフィシャル・ファン・クラブ(のちに“モアレ・クラブ”と命名)設立。 1月15日 アレルギーの解散コンサートに、旬(平沢進/中野照夫/松田融児)がゲスト出演。旬にとっては最初で最後のライヴ。 2月 平沢進がプロデュースした“ザ・ルーズ”のアルバム『ストップ・ファッキン・アラウンド』がリリース。P-MODELのファンで、フロント・アクトを務めたこともあるザ・ルーズは、のちにラウド・マシン、ザ・グルーヴァーズとなるパンク・バンド。また平沢は、ザ・ルーズのミニ・アルバム『ROUD MACHINE』やシングル「ハード・マウス」のプロデュースもしている。 3月 平沢進が参加した遠藤ミチロウのソロ・アルバム『ジ・エンド』がリリース。 4月19日 筑波29BARにて、新メンバーになってのお披露目ライヴ。 各メンバーのソロ・プロジェクトも再開。旬の2ndフォノシート「1778‐1985」がリリース。 5月26日 新宿ロフト3DAYSをもって本格的に活動再開。初期のレパートリーも演奏するなど、リフレッシュされたP-MODELを見せる。旬の3rdフォノシート「TABLE BEAT」、横川理彦のフォノシート「RE;」、三浦俊一と荒木康弘のフォノシート「PROT DRUM/D-SIDE」が同時リリース。 9月17日 吉祥寺バウス・シアターで行われた4-D(MODE-0)のマル秘ゲストとして、平沢進、三浦俊一、横川理彦が出演。共演はメトロファルス、FADEBLUE。 10月25日 アルファ・レコードに移籍して“エッジ・レーベル”第2弾として、6th(『スキューバ』は除く)アルバム『カルカドル』がリリース。 11月4日 北海道から九州までの全国ツアーがスタート。 12月26日 26・27日の新宿ロフト2DAYSをもって、三浦俊一、横川理彦、脱退。 1986 1月23日 大阪・キャンディホールで新メンバーのお披露目ライヴ。モデル・ハウスのスタッフだった中野照夫がベーシストとして、また“ルーム”というバンドでベーシストだった高橋芳一がシステムズ(キーボード・プレイヤー)としてそれぞれ加入。 4月15日 横浜教育会館にて、有頂天とジョイント。 4月28日 埼玉会館にて、新メンバーによる初ライヴ“埼玉県動説”が開催。 6月25日 7th(『スキューバ』は除く)アルバム『ワン・パターン』がリリース。 7月4日 東北から九州までの“ワン・パターン・ツアー”がスタート。平沢進はMIDIギターの使用し始めるなど、ライヴのイメージもまた変化する。 7月25日 P-MODELとしては初のCD『ワン・パターン』リリース。 11月16日 原宿竹下通りと渋谷CSV前にゼブラの衣装を身にまとった謎のゼブラ男(ゼブラ大王の弟子)が出現。謎のメッセージ・カセットテープを配付。 11月22日 11/16と同時刻、同場所にゼブラ大王が出現し、テープを配付。 11月26日 水道橋アール・エヌ・ホールでコンサート。初めてメンバー全員が衣装らしい衣装を着用、マルチ・スライドを使用するなどショウ・アップされた構成。ゲストに、ヴァイオリンの美尾洋乃のほか、なぜか平沢進が連れてきたチンドン屋“モモちゃん”が参加。ハープやコーラス(小久保かよ)も導入するなどしてアルバム『ワン・パターン』のサウンドを再現。ポストカード、P-バッジ、クリスマス・ソング集がセットになった『ZEBRA BOX』を会場で発売。 12月31日 大晦日のイヴェント“第3回ナゴム総決起集会”にゲスト出演。 1987 1月10日 インクスティック芝浦で“P-MODEL BOX”発売記念ライヴ。つまり、楽器、機材から、衣装、レア・アイテムまでいらなくなったものを一切がっさい売り飛ばそうというもの。13のボックスに分けられていたが、安いものでピック・セットの1万円、最高は機材車込みのフルセットで、なんと1,000万円! 当然、売れなかった。 2月 夏にリリース予定だった幻の8thアルバム『モンスター』の制作準備に入る。この作品は、さまざまなトラブルやアクシデントのため結局、正式なレコーディングはされなかった。 3月14日 中野文化ホールでコンサート“進化の軌跡 ガラパゴス島の待ち伏せ男”が開催。この日をもって荒木康弘、脱退。後任ドラマーとして田井中貞利“PART2”が、再加入。交替の記念に、P-MODEL史上初のツイン・ドラムスを聴かせてくれた。 5月1日 有頂天のケラの呼びかけで“此岸のパラダイス 亀有永遠のワンパターンバンド”なる初期P-MODELのコピー・バンドが結成。渋谷ラ・ママでライヴ。メンバーは、平沢進(G)・田井中貞利(Dr)・秋山勝彦(B)・小林一三(ケラ/Vo)・三浦俊一(Key)の5人。要するに封印されていた初期P-MODELのナンバーを、ケラが思う存分、P-MODELをバックに歌うというもの。したがって、リード・ヴォーカルはケラだったが、オープニングで平沢進はシンセの弾き語りによる「KAMEARI POP」のニュー・ヴァージョンを披露した。 5月8日 関東ツアーがスタート。 5月21日 オムニバスのカセット・ブック『Hi'lde♯3』に「フィッシュ・ソング」の別ヴァージョンを提供。 6月20日 有楽町・よみうりホールでコンサート“シュート・ザ・モンスター”が開催。ホーン・セクションも加え、派手な演出を試みる。ポストカード、ステッカー、カセット「七節男」別バージョンがセットになった「entroPack」を会場にて販売。 7月1日 “TOUR SENSONICS”がスタート。関東から九州まで回る。 9月5日 吉祥寺・前進座にて“此岸のパラダイス 亀有永遠のワンパターンバンド”の2回目のライヴ。正規のP-MODELの前座を務めるという“目標”を達成し、解散。 9月12日 埼玉会館にて、コンサート“埼玉県動説-II”が開催。 9月27日 横浜教育会館にて、コンサート“グレーテルの一撃?”が開催。このライヴを最後に高橋芳一、脱退。 10月24日 旬のミニ・アルバム『旬4』が、初のソリッド・レコードでリリース。CSV渋谷で発売記念イヴェント。4面マルチヴィデオで『旬4』の全曲映像を披露。平沢進は、その場にいながら客前には姿を現さず、モニタ上のみ登場。「双方向映像通信サイン会システム」において質疑応答&サイン会開催。 11月1日 キーボード・プレイヤーとして“よーかんゑるゑる”こと寿光(のち、ことぶき光)が加入し、武蔵大学大講堂にて新メンバーによる初のライヴ。 12月4日 渋谷ライヴ・インにてライヴ“北から来たオルガン弾き”が開催。 1988 2月10日 ヴィデオ『モアレビジョン』をファン・クラブ・オンリイで販売。1987.6.20から「モンスターズ・ア・ゴーゴー」「OH MAMA!」「カルカドル」「CALL UP HERE」を、1987.12.4から「リコリス・リーフ」「FROZEN BEACH」を収録。 3月3日 関西ツアー“天国のANAGRAM”がスタート。 3月12日 新宿ロフトにて『パースペクティヴ』再リリース記念ライヴ。バンド名「HEAVEN」でのシークレット・ギグ。 3月25日 オムニバス・アルバム『レベル・イン・コーポレイテッド』に「Heaven」を提供。 4月10日 こころの病を持ったひとのためのボランティア福祉施設“人間大地・めざめの里”のために、カセット・ブック『チャリティ・オリジナル・テープ・バイ・ススム・ヒラサワ』を代々木フリーマーケットにて販売。のちにソロ・アルバムに収録される「魂のふる里」のオリジナル・ヴァージョン。 4月29日 富士フィルムの企画による“FUJI AV LIVE”の第27回として、インク・スティック芝浦ファクトリィでコンサート。7月にヴィデオ化。 旬のヴィデオ『旬IV VISION』がリリース。 『不許可曲集』が再リリース。曲の解説がされたブックレット付。「エコーズ」の原曲がカットされ、「のこりギリギリ」の原曲を収録。 6月10日 新宿ロフトにて“DAY'S BRAVO!”(6/10)“NIGHT'S BRAVO!”(6/11)と題した2DAYSライヴ。試験的にアミーガを導入。 7月1日 4月の“FUJI AV LIVE”のライヴ映像にオリジナルCGをプラスしたヴィデオ『三界の人体地図』がリリース。 7月29日 有楽町・よみうりホールでコンサート“FEAR'S-BRAVO!”が開催。 8月8日 めざめの里のすすめで、平沢は生まれて初めて飛行機に乗り、グァム経由でパラオへ。ダイビングを経験し、17日帰国。 12月28日 渋谷クラブ・クアトロのライヴにて「P-MODELは、これから氷河期に備えてコールド・スリープに入る」とメッセージ。すなわち無期限の活動休止に入る。平沢進、ソロ活動へ。田井中貞利、引退。中野テルヲ、三浦俊一と“ソニック・スカイ”結成。のちに、有頂天のケラ、元・筋肉少女帯のみのすけとともに“ロング・バケーション”結成。ことぶき光、平沢進ソロ・プロジェクトをサポート。また、一方で“ジキル浜田+ことぶき光”“雪山ブラザーズ”なるユニット、秋元一秀(P-MODELのステージをサポートしていたスタッフ)らとともに“バリケフホニウム”なるバンドを結成。 1989 1月1日 ヴィデオ『平沢進のC.G.年賀状』を通信販売のみでリリース。CGによる新年のごあいさつ、愛機“OZONOTEC-10000”との対談、ミュージック・セラピーのためのフォアグラウンド・ヴィジョン(曲は「木と風と水の音楽」)を収録。平沢は、前年からCG(平沢自身は“おえかき”と表現)制作を始めており、プライヴェートCGレーベル“フォトン”およびその通販サークル設立。 1月21日 キャプテン・レコードより『SCUBA』CDリリース。リミックスされた「LOOPING OPPOSITION」では遠藤ミチロウのナレーションをカット。 2月25日 オムニバス・アルバム『アンファンII』がリリース。平沢はアトランティックスのカヴァーで、P-MODELでもプレイしていた「トゥーリスタ」を提供。 3月1日 マネージメント・オフィスをモデル・ハウスから“オクターブ”に改称。 4月4日 ポリドールとの契約が決まり、新譜のレコーディング開始。 6月25日 徳間ジャパンから『Perspective』『ANOTHER GAME』がCDとして再発。 7月4日 第1回“時空の水”ツアーがスタート。博多、広島、大阪、名古屋、東京を回る。バンド・メンバーは、平沢進(Vo&G&Key)・ことぶき光(Key)・秋元一秀(Com)・高橋“ボブ”敏彦(ザ・グルーヴァーズ/B)・友田真吾(Dr)の5人。 7月25日 平沢進、ザ・グルーヴァーズのメジャー・デビュー・アルバム『マキシマム・キス』をプロデュース。 7月30日 めざめの里でライブ。「魂のふる里」「フィッシュ・ソング」「金星」を演奏。 9月1日 平沢進、ポリドールへ移籍して1stソロ・アルバム『時空の水』がリリース。 9月3日 第2回“時空の水”ツアーがスタート。東京、博多、広島、大阪、名古屋を回る。 9月8日 品川・寺田F号倉庫でソフト・バレエと共演。 9月28日 インク・スティック芝浦ファクトリィで橋本一子と共演。橋本一子とはギター+ピアノでお互いの曲を1曲ずつ共演。 10月1日 マネージメント・オフィス“アイスリー・プロモーション”に所属する。オフィシャル・ファン・クラブ“HIRASAWA BYPASS”設立。 11月5日 平沢進、日本大学芸術学部大講堂にてコンサート“across the forewaters”が開催。バンド・メンバーは前同。 12月16日 平沢進が収録曲の半分を編曲&プロデュースした戸川純のミニ・アルバム『昭和享年』がリリース。 1990 1月9日 平沢進、ことぶき光、秋元一秀が参加した戸川純の“昭和享年ツアー”スタート。大阪ミューズホール、名古屋クアトロ、渋谷クラブ・クアトロほかにてライヴ。 1月17日 平沢進、2ndソロ・アルバムの準備。3ヶ月間にも及ぶレコーディング開始。 5月7日 渋谷クアトロにて、平沢進のCGレーベル“フォトン”のイヴェント“ライヴ・フォトン”が開催。メンバーは平沢進(Vo&G)・ことぶき光(Key&Cho)・小西健司(Key&Cho)・秋元一秀(Com)・名倉丈雄(Com)の5人。続いて5/19に大阪・国際交流センターで行われた“ライヴ・フォトン”では戸川純と共演。 5月25日 平沢進、2ndソロ・アルバム『サイエンスの幽霊』とシングル「世界タービン」がリリース。 7月1日 平沢進、サントラ・アルバム『ADポリス』に「テクノの娘」を提供。 7月4日 平沢進“世界タービン・ツアー”がスタート。東名阪を回る。バンド・メンバーは、ベースがヒア・イズ・エデンの秋山勝彦にチェンジ。どくとる梅津(和時/Sax)がゲスト参加。なお、これに先立ち平沢進は梅津和時のアルバム『キネマ』にヴォーカルで参加している。7/11の渋谷公会堂では“オーケストラル・マヌーヴァース・イン・ザ・ナース”(全員、医者&看護婦の白衣を着用したフル・オーケストラ)が参加。ちなみに当初ゲストに予定されていた戸川純は病欠。 7月29日 平沢進、めざめの里でライヴ。 9月21日 平沢進、渋谷公会堂のライヴ・ヴィデオ『エラー』がリリース。 9月23日 日比谷野外音楽堂にて、平沢進プロデュースによるイヴェント“エラー・フォース”が開催。構成は、ヒカシュー、ヒア・イズ・エデン、P-MODEL、戸川純、平沢進ソロ。このP-MODELは「1回限りの、あくまでシャレ」として結成されたもの。メンバーは、ケラ(Vo)・平沢進(Vo&G)・秋山(B)・ことぶき光(Key)・田井中貞利(Dr)・荒木康弘(Dr)の6人。リード・ヴォーカルはケラと平沢が、ドラムスは田井中と荒木が、曲によって担当を変えてプレイした。平沢ソロのバンド・メンバーは前同。戸川純のバンドには、平沢、ことぶき、秋元のほか、ザ・グルーヴァーズのリズム隊である高橋“ボブ”敏彦と藤井ヤスチカ(のちにP-MODELに加入)が参加した。 10月21日 平沢進が編曲&プロデュースした戸川純のシングル『バージンブルース/吹けば飛ぶよな男だが』がリリース。 10月25日 平沢進、渋谷公会堂+ライヴ・フォトン(大阪)のライヴ・アルバム『エラーCD』がリリース。 11月10日 クリスマス向けのオムニバス・アルバム『ホワイト・アルバム'90』がリリース。平沢進は島崎和歌子をヴォーカルに迎えた「アフリカのクリスマス」を作編曲・プロデュースした。歌詞はあのシャンプーの京野昌美が平沢と共作。アルバムのアンケートに答えると“参加アーティストのメッセージ集入りニューイヤーズ・カード”が貰え、平沢進のメッセージは「アフリカのお正月 以上!」だった。 12月2日 “世界タービン・ツアー Vol.2”として新宿シアター・アプルでコンサート。東名阪を回る。前同のメンバーに加え、戸川純がゲスト参加。 12月 平沢進が参加した横川理彦のアルバム『TWO OF US』がリリース。 1991 3月1日 平沢進がサウンド・トラックを担当したOAV(オリジナル・アニメーション・ヴィデオ)『デトネイター・オーガン』の製作発表会見が半蔵門ダイヤモンド・ホテルで開催。 4月1日 ポリドールが平沢進機関紙『役立つ宇宙 vol.1』発行。 5月25日 平沢進ソロ3部作の完結編として3rdソロ・アルバム『ヴァーチュアル・ラビット』がリリース。 6月4日 「魂のふる里」香港バージョン(タイトルは「童年夢想」)が収録されたダニー・サマー(夏 韶聲)の『ASID RAIN(酸性雨)』がTIME RECORD(時代鳴片公司)からリリース。 6月7日 平沢進が参加したヤプーズのアルバム『ダイヤルYを廻せ!』がリリース。 6月10日 ポリドールより平沢進機関紙『役立つ宇宙 vol.2』発行。 6月21日 平沢進の“ヴァーチュアル・ラビット・ツアー”がスタート。東名阪を回る。バンド・メンバーは、ベースに高橋ボブが復帰、キーボードが秋元一秀から砂原良徳(のちに電気グルーヴへ加入)にチェンジ。ゲストはヴァイオリンに本地陽子と横川理彦、コーラスに戸川純、秋山勝彦、グルーヴァーズの藤井一彦、藤井ヤスチカ。 6月25日 平沢進、シングル「バンディリア旅行団」がリリース。平沢進プロデュースによるヒア・イズ・エデンのアルバム『夜になっても遊びつづけろ』がリリース。メイキング・ヴィデオ『デトネイター・オーガン0』がリリース。 7月5日 平沢進、ヤプーズのツアーにギタリストとして参加。渋谷公会堂ほかで公演。 7月25日 サントラ・アルバム『デトネイター・オーガン1』がリリース。 8月3日 『デトネイター・オーガン』のイヴェントが東京、大阪で行われた。 8月25日 徳間ジャパンから『PerspectiveII』がCDとして再発。 9月23日 平沢進プロデュースのイヴェント“エラー・オブ・ユニヴァース”が開催。本格的にP-MODELが“解凍”する“声明文”が配られる。出演はP-MODEL、ヤプーズ、ロング・バケーション、4-D、ヒア・イズ・エデン。この日をもって“解凍”されたP-MODELのメンバーは、平沢進(Vo&G)・秋山勝彦(Syn&Vo)・ことぶき光(Syn&Vo)・藤井ヤスチカ(Dr)の4人。新曲はなかったが、凍結前のナンバーをシークエンス・サウンドによる全く新しいアレンジでプレイ。 9月30日 新宿・日清パワーステーションで行われたTVKのイヴェントで、ソフト・バレエのライヴに平沢進がゲスト出演。平沢の「スケルトンコースト公園」「嵐の海」など、お互いの曲を演奏。 10月16日 平沢進が参加したヤプーズのライヴ・ヴィデオ『ヤプーズ・デ・ラ・クルスの犯罪的人生』がリリース。 10月25日 平沢進のサントラ・アルバム『デトネイター・オーガン2』がリリース。 12月3日 P-MODELのマネージメント・オフィスであるアイスリー・プロモーションのイヴェント“I3DAYS”が、渋谷オン・エアで3日間にわたり開催。3日=P-MODEL、4日=ヤプーズ、5日=平沢進ソロ。P-MODELはアンコールで新曲「SPEED TUBE」「2D OR NOT 2D」を披露。平沢進ソロのバンド・メンバーは、キーボードが砂原から藤木弘史にチェンジ。ゲストに戸川純。 1992 1月25日 ワーナー・パイオニアから『IN A MODEL ROOM』『ランドセル』『ポプリ』がCDとして再発。 2月21日 アルファ・レコードから『カルカドル』『ワンパターン』が再発。 2月26日 解凍P-MODEL初の、8th(『スキューバ』は除く)のアルバム『P-MODEL』がリリース。 3月10日 “P-MODEL TOUR'92”がスタート。新大阪メルパルクホール、渋谷公会堂で公演。ツアー・パンフレット販売。時報をリミックスしたオープニングSE、平沢進が制作したCGの上映など、演出にも凝る。 3月25日 平沢進のサントラ・アルバム『デトネイター・オーガン3』がリリース。 4月10日 平沢進、シングル「魂のふる里」がリリース。サントリー“サントリーオールド お帰りなさい篇”のCFソングとしてオン・エア。西荻窪・アケタの店にて、梅津和時の“続々・大仕事”に平沢進、小西健司とともに参加。 4月29日 平沢進が1年間にわたり阿寒まで行き取材、サウンド・トラックを担当したTV番組『カムイ・ミンタラ』がテレビ朝日系でオン・エア。のちにホール上映され、同名のヴィデオ、LDもリリースされる。 5月2日 平沢進、ベスト・アルバム『魂のふる里』がリリース。 5月11日 P-MODEL“TOUR ON GRID”がスタート。東名阪のクラブ・クアトロ(東京2日、名古屋1日、大阪2日)および東京・インクスティック鈴江ファクトリィでライヴ……という予定だったが、大阪の2日目はマシン・トラブル発生。演奏中止となった。 6月27日 新宿・日清パワーステーションにてイヴェント“サタデイ・ナイトR&Rショウ”に“P-MODEL・LO-RES”として参加。藤井ヤスチカはザ・グルーヴァーズのライヴのため不在で、変則的な3人編成でプレイ。平沢進は金タルボを床に叩きつけ破壊。金タルボ全治3ヶ月の重傷。 7月14日 心斎橋クラブ・クアトロで演奏中止になった5月のライヴの振替公演。 9月2日 P-MODELのヒストリイ・ヴィデオ『BITMAP 1979-1992』がリリース。 9月13日 渋谷ディスク・ユニオンのホール(クラフトワークス)にてヴィデオ発売記念イヴェント開催。平沢進も出演。 9月23日 渋谷公会堂にて、平沢進の完全ソロ・コンサート“Hi-Res”開催。映像とサウンドはすべてコンピュータでコントロール。サンプラーを改造した自作の楽器“チューブラー・ヘルツ”も登場。 10月1日 山中湖のスタジオでニュー・アルバムのレコーディング開始。 10月20日 ポリドールより平沢進機関紙『役立つ宇宙 vol.3』発行。 10月25日 日比谷野外音楽堂にて、イヴェント“プラネット・エラー”が開催。出演はヤプーズ、小西健司、デイト・オブ・バース、P-MODEL。アナログ・シンセと自作マシンの山に囲まれた小西健司は、のちのP-MODEL参加時のパフォーマンスにつながる異様なライヴを展開。 10月28日 平沢進が参加したヤプーズのアルバム『Dadada ism』がリリース。 10月31日 11/15までアムラックス・ホールにて『カムイ・ミンタラ』の上映イヴェント開催。 11月3日 名古屋セントラルパークにてイヴェント“'92 NAGOYA CHANPS ELYSEES F^ETE”に参加、演奏。 12月7日 P-MODEL“能率の予感”と題してライヴ。12/7・8渋谷クラブ・クアトロ、12/11大阪心斎橋クアトロ。12/8のアンコールでは、珍しく秋山勝彦がエレキ・ベースで「列車」をプレイ。 12月29日 渋谷オン・エアにて、イヴェント“I3DAYS'92”が12/31まで開催。大晦日は平沢ソロ。バンド・メンバーは、平沢進、ことぶき光、高橋“ボブ”敏彦、そしてのちにP-MODELのドラマーとなる上領亘の4人。 1993 1月25日 平沢進、小説(作・柿沼秀樹)のイメージ・アルバム『グローリー戦記』がリリース。 3月25日 P-MODEL、9th(『スキューバ』は除く)アルバム『big body』がリリース。 5月26日 “BIG BODY TOUR”がスタート。東名阪を回る。最終は6/21の東京・渋谷公会堂。ライヴに合わせ平沢進によるヴィデオも上映。“エラー・オブ・インフォメーション”なるメッセージ・ペーパー(『Big Body』のジャケットのアナグラムのナゾ解き)が配られた。 9月22日 クラブ・チッタ川崎にて、P-MODELのコピー・バンド・コンテスト“Errors of P-MANIA!”開催。P-MODELのメンバーや元メンバーが応募者、審査員として出演。 10月11日 日比谷野外音楽堂にて、イヴェント“エラー・オブ・インフォメイション”開催。解凍後、2枚のアルバムをリリースしたメンバーでのP-MODELは、これで終了して“改訂→待機”となる。 12月13日 イヴェント“I3DAYS'93”が12/15まで3日間にわたり、渋谷オン・エアで開催。平沢進はバンド形態で出演。キーボードが、ことぶき光からTAKAにチェンジ。ゲストに小西健司。 1994 2月25日 平沢進、4thソロ・アルバム『オーロラ』がリリース。 3月10日 平沢進、東名阪のホール・ツアー“インタラクティヴ・ライヴ”(オーロラ・ツアー)がスタート。最終は東京・渋谷公会堂。 3月25日 平沢進プロデュースによる新人TAKAのデビュー・シングル「Hyper Angel」がリリース。 5月25日 平沢進、ディスク・ユニオンに“DIW/SYUN”レーベル設立。第1弾として、旬の全作品が初CD化されたアルバム『OOPARTS』と、P-MODELの“待機”コンサートが収録されたライヴ・アルバム『PAUSE』がリリース。予約特典としてシングル「P-MODEL demo」(非売品)がリリース。 6月13日 13・14日、平沢進、新宿・日清パワーステーションにて“インタラクティヴ・ライヴ”の第2弾として“TOKYOパラネシアン”と題したバンド形態のコンサートを2日間にわたり開催。 6月25日 平沢進プロデュースによるTAKAの2ndシングル「Shelly」がリリース。 7月8日 平沢進がパーソナリティを務めるラジオ番組『テクノ実験工房』がスタート。FM群馬などでOA。のちにファン・クラブ・オンリイでカセット・テープが販売。 7月23日 凍結前P-MODELのナンバーを解凍後P-MODELがライヴ用にアレンジしたアルバム『LIVEの方法』がDIW/SYUNよりリリース。ことぶき光のユニット、プノンペンモデルのアルバム『Desk Top Hard Lock』も同時リリース。 7月25日 平沢進プロデュースによるTAKAの1stアルバム『TAKA』がリリース。 9月23日 日比谷野外音楽堂にて、イヴェント“エラー・エンジン”が開催。当初“改訂”P-MODELが出演する予定だったが“バグ”が発見されたとして、再び“待機”状態に。そのため、この日は“平沢三幕三時間”として、平沢進が出ずっぱりのコンサートとなった。のちにファン・クラブ・オンリイでヴィデオ化。 10月12日 第1回万国点検隊“トビラ島大追跡旅行団”が10/17まで開催。行き先はプーケット。 10月22日 DIW/SYUN第3期リリースがスタート。78年(マンドレイク末期)の未発表音源を編集した“平沢進+田中靖美”名義のアルバム『配線上のアリア〜Pre P-MODEL』と、旬のニュー・アルバム『ランドスケープス』がリリース。 10月28日 女子美術短期大学にて“平沢進講演会”が開催。AMIGAによるCG制作方法を講演。 11月12日 東京・新宿リキッドルームにて、第2回となるP-MODELのコピー・イヴェント“Errors of P-MANIA!1994”開催。のちにファン・クラブ・オンリイでヴィデオ化。 11月30日 イヴェント“I3DAYS'94 TOKYO&OSAKA”が開催。東京2会場で6日、大阪2会場で6日、計12日の公演。P-MODELの新メンバーは、平沢進、上領亘、福間創(System-1)・小西健司(System-2)に決定。難波ウォーホルと新宿リキッド・ルームで、改訂後の初ステージ。平沢進は、P-MODEL、ソロのほか、TAKA、ヤプーズのライヴにギターでゲスト参加。東京での完全ソロは“アディオス・ジェイ”と題されたインタラクティヴ・ライヴの新ヴァージョン。ゲストは上領亘。大阪でのソロはバンド形態による“TOKYOパラネシアン”ヴァージョン。メンバーは前同。 1995 1月 P-MODEL、平沢進ソロ、新作の準備に入る。 4月9日 平沢進、女装した福間創と共にクラブ・チッタでイヴェント“POSITION”に出演。 6月9日 ロング・バケーションのライブ(新宿リキッドルーム)に平沢進がゲスト出演。 8月2日 平沢進、5thソロ・アルバム『シム・シティ』がリリース。 9月1日 平沢進、福岡・大阪・東京で“インタラクティヴ・ライヴ・ショウ〜シム・シティ・ツアー”開催。福岡には間に合わなかったが、大阪・東京ではタイからかけつけた“Miss N”もコーラスで参加。のちに、ファン・クラブ・オンリィでヴィデオ化。 9月30日 P-MODEL、日比谷野外音楽堂でコンサート“エンディング・エラー”が開催。のちにファン・クラブ・オンリイでヴィデオ化。オリジナルに先駆けP-MODELのアルバム『コレクティヴ・エラーズ リミックス・オブ・舟』がDIW/SYUNレーベルよりリリース。また『TWO OF US』『TRASCON』に続く横川タダヒコ(横川理彦から改名)のソロ・アルバム『DIVE』も同時リリース。平沢、小西はMiss.Nと共作した歌詞を1曲提供。P-MODEL、平沢進、日本コロムビアに移籍。 10月10日 ニフティサーブに期間限定ホーム・パーティ“万国点検隊を追いかけろ CYBER HB”を10/16までオープン。通信していない人にはプリントアウトのサービスあり。第2回万国点検隊“WIWAT TARASANGOP(タイ文字表記)仮想救出移動団”を開催。10/14まで。行き先はバンコク。 10月20日 クラブ・チッタ川崎にて、3回目となるP-MODELのコピー・イヴェント“Errors of P-MANIA!'95”開催。のちにファン・クラブ・オンリイでヴィデオ化。 11月 平沢進、インターネットに私設ホーム・ページ“Ghost Web”開設。 11月7日 インターネットのリアルタイム・オークションにP-MODELが参加(投票期間は12/26まで)。平沢進はリズム・マシンYAMAHA RX-5を、小西健司は腹筋台“アナログ・マッチョ・メーカー”を、福間創はプチ・キャロルのマウスパッドを、上領亘はYAMAHA MIBURI wear(サイン入りとサインイン入りとサインなし)を。それぞれ提供。 11月30日 オリジナルとはアレンジや曲順も異なる『スキューバ リサイクル』と、復刻ヴィデオ『旬IV VISION』がDIW/SYUNよりリリース。 12月 ピープルに“
HIRASAWA CYBER BYPASS”開設 。
12月10日	P-MODEL、10th(スキューバは除く)オリジナル・アルバム『舟』(初回限定フィルムジャケット)リリース。インターネットにオフィシャル・ホーム・ページ開設。
12月19日	“I3DAYS 95”の一環としてP-MODEL、大阪IMPホール、渋谷公会堂にてコンサート。Miburi隊のP-MODELヴァージョンもお披露目。のちに恒例化し、シングルにも収録されるオフィシャル・ホーム・ページのアドレスご唱和“http”も始まる。

1996	

1月	福間創、モノグラムのライヴに中野テルヲと共にゲスト出演。
2月29日	旬のアルバム『計算上のKun Mae』と、小西健司が85年に北田昌宏とのユニット“至福団”として制作したアルバム『致富譚』がDIW/SYUNよりリリース。DIW/SYUNの第2期6タイトル購入者向け特典としてアナログEP『SAKSIT North passage MIX/11th Fact』リリース。
3月9日	P-MODELのライヴ・ハウス・ツアー“電子舟訪日行脚”スタート。札幌、大阪、名古屋、博多、東京で計8回公演。ライヴの模様はインターネットおよびピープル(IBMのBBS)で毎日アップ・デイトして詳細にレポート、ネット参加者からの情報も募集した。
4月9日	“ON LINE GHOST”を募集。応募資格はインタラクティヴ・ライヴの感想・意見を送ること。
4月30日	Ghost Webでインタラクティヴ・ライヴで使用するSE(MODファイル)を募集。
6月18日	Ghost Webで“ACTUAL SIZE SHOW!!”の企画開始。発案から1年半を経て、ACTUAL SIZE SHOWの決行を目指し、ノウハウ略奪のため、ZI-Phoniumのハスヲ、Rob W NasunOOをGhost Webに監禁した。
8月1日	日本コロムビアに設立した“TESLAKITE”レーベル第1弾として平沢進の6thソロ・アルバム『SIREN〜セイレーン〜』とシングル「サイレン*Siren*」が同時リリース。シングルはテレビ朝日系のニュース番組『ステーションEYE』のエンディング・テーマとしてオンエア。ちなみに、シングルに添付のタイアップ・シールを、アルバム封入ハガキに貼って応募すると抽選で『平沢進 特製エンハンストCD』(非売品)がプレゼントという特典あり。
8月3日	東京・新宿ルミネ・タワーレコードのアルバム発売記念イヴェントに出演。“PRE INTERACTIVE SHOW”を披露。平沢進のオフィシャル・サイトでは“SIREN 架空のソプラノ”擬似体験も展開。
8月5日	SITE SYSTEM1で8/5-7の間に行われた『Rocket Shoot』のレコーディング風景を画像でレポート。2時間おきに更新する企画。ファンからの励ましメールも受け付けていた。
9月2日	平沢進、大阪・東京で全3回の“INTERACTIVE LIVE SHOW Vol.5”開催。タイからのゲストにMiss NとMiss Aeh。レーザー光線のリレー“緑の神経網”は、大阪と東京の初日では失敗。協力方法を記したビラをファンが自発的に撒き、東京の2日目でなんとか成功。ただし、マシン・トラブルもあり。この模様は翌年にヴィデオ化。
10月5日	平沢進+小西健司による幻のユニット“不幸のプロジェクト”のアルバム『不幸はいかが?』と、平沢が“ヴォルキス・プロラデューク”したPEVOのアルバム『PEVO』がDIW/SYUNよりリリース。同日、東京・日比谷野外音楽堂でP-MODELのコンサート“Branch O”開催。ゲストはPEVO。結果的に、上領のラスト・ライヴとなる。なお、このライヴは今後の新たな航法“不定形巡航体制(コード名:Unfix)”のスタート地点“Unfix ♯0”として位置づけられた。その一環として上領、吉川晃司およびTHE ENDSのツアーに参加。吉川のツアーは97年2月までの長期に及ぶもので、P-MODELとしては“Unfix ♯4 Drum修行の全国行脚”と位置づけられる。また、福間は“Unfix ♯6 機材獲得航法 Closed Live”として大阪・東京のローランド主催のクライアント向け新製品発表ライヴに出演。ROLAND JP-8000を獲得。
10月18日	第3回万国点検隊“偽装巡礼ソプラノ煩悩団”が開催。10/22まで。行き先はクアラルンプール。ウェブ上では“万国点検隊 HOME PAGE”を開設。
10月19日	P-MODELのCD-Extra仕様のEP『Rocket Shoot』(Unfix ♯1)と上領亘の1stソロ・アルバム『鴉』(Unfix ♯2)がTESLAKITEよりリリース。上領ソロには平沢、福間も参加。
10月27日	東京・高円寺の女子美術短期大学にて“平沢進講演会”が再び開催。
11月	福間創が参加した、彼の姉・福間未紗のアルバム『モールス』リリース。
11月15日	東京・新宿リキッドルームで、オールナイト・イヴェント“Unfix ♯3 コミュノ・ハイブリディア”が開催。出演は、上領亘、福間創、小西健司の各ユニットと、小西の“パワーグローブ改”の開発に携わったドクター宇都宮。上領は草間敬(マニュピレータ、ギター)と共演。福間はスレイブ・マシーンズと同メンバーの“68040友の会”として出演、ゲスト・パフォーマンスとして工藤ひとみを迎えた。平沢進はネット上でナンパした2メンバーとGhost Web上で展開していた“アクチュアル・サイズ・ショウ”を行う予定だったが、平沢の急病により出演中止。
11月29日	ピープルに“HIRASAWA CYBER BYPASS”開設 。
12月10日	88年4月にインク・スティック芝浦ファクトリィで行われたP-MODELのライヴを収録したヴィデオ『三界の人体地図』がDIW/SYUNより未発表映像曲も加えて再リリース。中野テルヲ(照夫)のソロ・アルバム『User Unknown』も同時リリース。P-MODEL時代の未収録曲「CALL UP HERE」も収録。
12月24日	東京・六本木ラフォーレミュージアムで“Unfix ♯5”として12/24・25に開催予定だった平沢進と小西健司の新ユニット“ススムとケンジ”によるコンサート“Another Green Nerves”が平沢進の体調不良により中止。クリスマス・イヴおよびクリスマスのコンサートのため「正装でご来場ください」というような企画で、プレゼントも配布予定だった。なお、P-MODELの“Unfix”シリーズは“♯7 ドラムレス・ツアー”と“♯8(全メンバー集結予定)”も予定されていた。

1997	

1月21日	平沢進、1996年9月のインタラクティヴ・ライヴを収録したヴィデオ『架空のソプラノ』がリリース。
1月29日	Ghost Webにメンテナンス・モニタ設置。平沢進のメンテナンス状況(回復状況)がひと目でわかるモニタ。80%を超えたら助走を始める…というコメントあり。
3月25日	マンドレイク『Unreleased Material-1』がリリース。ブックレット「錯乱の扉」(発端編)が通販のみ添付。
4月16日	Ghost Webに日立MPEGカメラで撮影された平沢進自身のムーヴィを公開。後にMPEG THEATERへと発展した。
5月15日	P-MODEL、平沢進、アイスリープロモーションからケイオス・ユニオンに移籍。上領亘、P-MODEL脱退。
5月25日	マンドレイク『Unreleased Material-2』がリリース。ブックレット「錯乱の扉2」(転機編)が通販のみ添付。
5月27日	タイと日本でのレコーディングを“P-MODEL号航海日誌大公開!”と銘打ってHIRASAWA CYBER BYPASSでレポート。 
6月25日	アルファの『ツインズ・サウンド・サンプラーVol.2』に「Another Day」を、『ツインズ・サウンド・サンプラーVol.4』に「リーク」「OH MAMA!」を提供。
7月31日	PC-VANに“C-GREEN NERVE”開設。1998年2月まで“電子悲劇”を展開。
8月1日	P-MODELのCDエクストラ(エンハンストCD)仕様のEP『ASHURA CLOCK』(Unfix ♯8)リリース。CDエクストラ+インターネットによる97年最大のイヴェント“レイヤー・グリーンの危機〜議定書(プロトコル)を探せ”スタート。1998年2月まで展開。
8月30日	P-MODELのCDエクストラ仕様のEP『LAYER-GREEN』(Unfix ♯9)リリース。渋谷HMVのアルバム発売記念イヴェントに出演。平沢進、復活後初登場。
9月7日	P-MODEL、新作レコーディングをタイと日本で敢行。その模様は“航海日誌”と銘打ってC-GREEN NERVEでレポートされた。
10月10日	平沢進、幕張メッセ日本エレクトロニクスショー“エンターテイメント・ショー”に出演。
10月21日	P-MODELの“非局所性LIVE”が赤坂BLITZと大阪HEAT BEAT(10/22)で開催。ヴァーチュアル・ドラマー“TAINACO-1”がデビュー。
10月25日	ローランド主催 '97楽器フェア“P-MODEL RECORDING SHOW CASE”に出演。
10月28日	第4回万国点検隊“非局所性緑色免疫団”が開催。11/2まで。行き先はバリ島。
11月1日	シングル「BERSERK〜Forces〜」がリリース。日本系列アニメ『剣風伝奇ベルセルク』劇中歌としてOA。
11月6日	オリジナル・サウンド・トラック『剣風伝奇ベルセルク』がリリース。
11月29日	P-MODELの11th(スキューバは除く)オリジナル・アルバム『電子悲劇/~ENOLA』がリリース。HMV新宿SOUTHの発売記念イヴェントに出演。
12月3日	P-MODEL「Perspective」が収録されたコンピレイションCD8枚組ボックスセット『J-ROCK 80'S』が東芝EMIより通販のみでリリース。
12月6日	バンコクのセントラル・プラザで開催されたライヴ・イヴェント“ASIA FOR THAILAND”に出演してタイの歌「Falling Rain」を披露。その日の夜にはチャイナタウンの路上に設置された野外特設ステージで「ENOLA」「ASHURA CLOCK」「Rocket ShootII」「Falling Rain」を披露。Web上でレポートされた。
12月10日	名古屋生活倉庫の『電子悲劇/~ENOLA』発売イヴェントに出演。
12月13日	大阪ドームで開催された“Mac Fan Expo in Kansai'97”に出演。タワーレコードの『電子悲劇/~ENOLA』発売イヴェントにも出演。

1998	

1月21日	“LIVE 電子悲劇”東京の“COLOR-7”で始まり、仙台、札幌、名古屋、大阪、福岡を巡り、再び東京で“COLOR-0”を迎えた。“BLACK IN WHITE 船団航海日誌”と題してライブ・レポートを即日アップ。オンライン・ヴォイジャーも参加し、ライヴのストーリーが進んだ。FAX送信サービスもあり。またGhost WebにてTAINACO-2のシステム解説も行われた。
2月21日	宮村優子のシングル『MOTHER』がリリース。平沢進、作編曲・プロデュース。
3月2日	ニフティサーブのAMIGAフォーラムの7番会議室にて“インタラクティヴ・ライヴ要素技術支援プロジェクト”が発足。
3月15日	ローランド主催のROLAND SOUND PARTYに“P-MODEL RECORDING SHOW CASE II”としてP-MODELが出演。
3月16日	Ghost WebとC-GREEN NERVE(PC-VAN)に“タイレコ日誌”と題して『救済の技法』レコーディング・レポート第1弾をアップ。Ghost Webではザウルスの裏技を使ったムーヴィ付き。
3月21日	宮村優子のアルバム『魂』がリリース。平沢進は「MOTHER」「MOON」を作編曲・プロデュース。
3月27日	Ghost WebのPhantom Notesにて『UAEの花婿』を不定期連載。
4月28日	Ghost WebとC-GREEN NERVE(PC-VAN)に“タイレコVer.2日誌”と題して『救済の技法』レコーディング・レポート第2弾をアップ。回線状態が悪くテキストのみ。
5月18日	Ghost WebとC-GREEN NERVE(PC-VAN)に“録音日誌日本編”と題して『救済の技法』レコーディング・レポート第3弾をアップ。Ghost Webではザウルスの裏技を使ったムーヴィ付き。
7月4日	日経ネットナビ主催で“チャット de デート”が21:00〜22:00に開催。MOD講座開設し、インタラ「WORLD CELL」で使用するSEを募集。
8月21日	平沢進、7thソロ・アルバム『救済の技法』がリリース。宮村優子に提供した「MOTHER」「MOON」をセルフ・カヴァー。
8月23日	心斎橋HMVで発売記念イヴェント。「TOWN-0 PHASE-5」のクリップが初お披露目。
8月28日	よみうりホールで行われた“'98夏「ベルセルク」エンジョイ&エキサイティングフェスティバル”に出演。「BERSERK〜Forces〜」新ヴァージョンほかを演奏。
8月29日	HMV新宿サウスで発売記念イヴェント。特典はなんと、「PHSで平沢進からメッセージがもらえる」というもの。
9月5日	秋葉原・石丸電気ソフトワンで発売記念イヴェント。参加者多数のため2回行われた。ここでの特典は生サイン会。質疑応答も同時に進行し、近年まれに見るイヴェントとなった。なお、Ghost WebではON LINE GHOST募集。その数、102人。
10月16日	ON LINE GHOSTによる“橋架け”実験。「TOWN-0 PHASE-5」プロモヴィデオ制作レポートもUP。
10月21日	第6回インタラクティヴ・ライヴ“WORLD CELL”が東京・中野サンプラザ、大阪・IMPホール(10/27)で開催。
11月28日	第5回万国点検隊“世界細胞組合合唱鉄橋団”が開催。12/3まで。行き先はバンコク。レコーディングで使用しているインターナルスタジオで団員のコーラスを録音。これは後に『ロストレジェンド』で使用。Webでレポートあり。
12月22日	ニフティサーブのAMIGAフォーラムの7番会議室にて「x占拠x : 平沢進の“来なかった近未来”」連載開始。

1999	

1月	CHAOS UNION HOME PAGE 開設。
1月31日	平沢進、単行本用の写真撮影のためバンコクへ。
3月1日	スペイン村パルケエスパーニャの新アトラクション、炎と洪水のスペクタクルショー“ロストレジェンド”オープン。音楽全て平沢進が担当。スペイン村ではCD先行発売。
3月6日	P-MODELオリジナルメンバー田井中貞利のフィギュアショップ“からくり屋”が三軒茶屋にオープン。P-MODEL2代目ドラマー 荒木康弘から花が届いた。
3月25日	グローバル・トロッターズ『Drive』がリリース。
4月3日	4/3・HMV新宿SOUTH店、4/5・タワーレコード心斎橋店にてグローバル・トロッターズのインストア・イヴェント。来日していたレデリウスも出演し、特典としてメンバーからサイン入りカードが手渡された。
4月12日	4/12・13、渋谷オンエア・イーストで、4/23・ゼップ大阪で、5年ぶりのノン・インタラクティヴ・ライヴ“LIVE PHONON 渡橋する声軍”開催。大阪では“LIVE 電子悲劇”に引き続き、TAINACO-2がダウン。元気な姿のTAINACO-2を大阪で見ることができないまま次のヴァージョンへ。
4月25日	平沢進、サントラ盤『ロストレジェンド 失われた伝説の大陸』がリリース。
4月27日	Ghost WebでΔP集会の“人体募集”40体限定。
5月4日	エコーハウスにてΔP集会開催。
5月29日	P-MODEL結成20周年記念プロジェクト“音楽産業廃棄物〜P-MODEL OR DIE”本格スタート。『日経ネットナビ』のWebSiteに“P-Plant(廃棄物再生処理工場)”設立。P-Plantおよび『日経ネットナビ 1999年7月号』附録CD-ROMにMP3のサンプル提供。
5月31日	池尻大橋・MACスタジオにて“音楽産業廃棄物〜P-MODEL or DIE”記者発表。Webでも中継。
6月29日	ニュー・アルバムよりP-Plantおよび『日経ネットナビ 1999年8月号』附録CD-ROMでMP3のサンプル配布。29・30日、渋谷ON AIR EASTでのイヴェント“Future Screen of Tokyo New Wave”に参加。80年代TOKYO NEW WAVE的ムードを回収するため、1stアルバムから「美術館で会った人だろ」「サンシャイン・シティー」「ヘルス・エンジェル」を披露。小西健司が“音楽産業廃棄物”の宣言文を読み上げる。
7月6日	P-MODELのアルバム『ヴァーチュアル・ライブ-1』オンラインでリリース。全曲購入特典はP-MODELのオリジナル・スキン。
7月29日	ニュー・アルバムよりP-Plantおよび『日経ネットナビ 1999年9月号』附録CD-ROMでMP3のサンプル配布。
8月15日	P-PLANTの結合チェンバーでの公開ミックス・ダウンに向け、Ghost Webの“Phantom notes”にてSCALAを使った生中継&リアルタイム・チャットの実験“King is working”開始。
8月25日	アルバム『ヴァーチュアル・ライブ-1』がCD化リリース。P-PLANTの結合チェンバーにてアルバム『音楽産業廃棄物』のミックス・ダウン一般公開開始(〜8/30・2:05)。宮村優子のアルバム『大四喜』がリリース。平沢進は「Ruktun or Die」を作編曲・プロデュース。
8月29日	P-Plantおよび『日経ネットナビ 1999年10月号』附録CD-ROMにMP3で新サンプル配布。
9月1日	P-MODELの12th(スキューバは除く)オリジナル・アルバム『音楽産業廃棄物〜P-MODEL OR DIE』がオン・ラインでリリース。全曲購入特典はHTML版ブックレット。
9月22日	アルバム『音楽産業廃棄物』がCD化リリース。
9月23日	タワーレコード新宿FLAGSにてイン・ストア・イヴェント。全員出演。79-80年のライヴ写真や「論理空軍」のプロモ(大和久勝・作)を公開。
9月26日	名古屋・タワーレコード近鉄パッセ店、タワーレコード心斎橋店にてイン・ストア・イヴェント。名古屋は平沢が、大阪は平沢・小西が出演。
9月29日	P-Plantおよび『日経ネットナビ 1999年11月号』附録CD-ROMでMP3の新サンプル配布。
10月4日	P-MODELライヴ・ツアー“音楽産業廃棄物〜P-MODEL OR DIE”スタート。10月4日・5日は渋谷・オンエア・ウェスト、10月12日は名古屋・クラブクアトロ、10月14日は札幌・ベッシーホール、10月26日は福岡 ・ビブレホール、10月28日は大阪・BIG CAT、11月6日は渋谷・オンエア・イーストで公演。20周年記念限定ヴァージョンの実写版・TAINACO-E(enhanced)が登場。ただし、東京の初日はアミーガのトラブルにより出演できず。また、各地で『ヴァーチュアル・ライブ-2&3』用の歓声を収録(人体採集)し、スペシャル企画“SOS OR ?”としてアンケートのメッセージが『ヴァーチュアル・ライブ-2&3』に封入される。
10月13日	タワーレコード札幌ピヴォ店にてイン・ストア・イヴェント。P-MODEL全員出演。
10月17日	秋葉原・石丸電気ソフトワンにてイン・ストア・イヴェント“音楽産業廃棄物取扱説明会”開催。平沢が出演。
10月25日	P-MODELのアルバム『ヴァーチュアル・ライブ-2』がオン・ラインでリリース。全曲購入特典はHTML版ブックレット。平沢進、スウェーデン大使館にてマルチ・メディアやモバイル・コンピューティングなどについて講演。タワーレコード福岡店にてイン・ストア・イヴェント。平沢が出演。
10月29日	P-Plantおよび『日経ネットナビ 1999年12月号』附録CD-ROMでMP3の新サンプル配布。同誌附録CD-ROMにはシェアウェア版「Moon Plant-1」も収録。アンケートに答えると無料でライセンス・キーがもらえた。
11月7日	サンフランシスコのモーション・グラフィックスチーム“Twenty 2 Product(Terry Green+Nori-zsotolson)”製作のショート・ムーヴィ『Densha』のサウンド・トラックを平沢が担当。インターネットにアップされた。この作品はデジタル映像のフェスティバル“Resfesta”に出品され、11月末に原宿ラフォーレ・ミュージアムに上陸。11月27日午前11時30分ごろ、会場(RESMIX Tokyo)で上映。なお、翌年11月・12月の同展には「論理空軍」(大和久勝)が出品された。
11月25日	P-MODELのアルバム『ヴァーチュアル・ライブ-3』がオン・ラインでリリース。アルバム『ヴァーチュアル・ライブ-2』がCD化リリース。
11月29日	P-Plantおよび『日経ネットナビ 2000年1月号』附録CD-ROMでMP3の新サンプル配布。
12月15日	アルバム『ヴァーチュアル・ライブ-3』がCD化リリース。三浦建太郎&平沢進共同プロデュースのドリームキャスト版『ベルセルク』オリジナル・ゲーム・サウンド・トラックCD『ベルセルク 千年帝国の鷹篇 喪失花の章』(白泉社/マリン・エンタテインメント)がリリース。
12月16日	ドリームキャスト専用ドラマティック3Dアクション『ベルセルク 千年帝国の鷹篇 喪失花の章』がアスキーよりリリース。
12月24日	P-MODELデビュー20周年&平沢進デビュー10周年記念本『音楽産業廃棄物』がソフトバンクパブリッシングよりリリース。P-Plantおよび『日経ネットナビ 2000年2月号』附録CD-ROMでMP3の新サンプル配布。アンケート・ウェア第2弾として「Astro-Ho ナレーションバージョン」を収録。アンケートは、200円、300円、500円、1000円で買えるものをBBSに書きこんでもらうというもの。
12月26日	池袋・サンシャインシティにてイヴェント“ヒラサワ縁日”開催。ネット・イヴェント“不法投棄”開催。ゲームをクリアした者にはとP-MODEL「Manifesto」「Furu-Ame」平沢進「Densha」4-D(MODE2)「en Soiree de Cherubin(Reffer to baseb.jpg)」の4曲がプレゼントされた。

2000

2月14日	FAMIGAで「TAINACO-Eスクリーンセーバ(ブランカ)」が公開。3月4日には“雛祭りエディション”が公開。
3月1日	P-Plantにテラ培養炉がオープンし、P-MODELの“グローバル・トリビュート大作戦”開始。
4月4日 P-MODELのライヴ・ヴィデオ『音楽産業廃棄物‐P-MODEL OR DIE』が通販開始(店頭発売は7月10日より)。
6月1日	WIRELSSレーベル第1弾としてP-PLANTで配信されたMP3のCD化『P-PLANT CD Vol.1』がリリース。WIRELSSはCDケースに入っただけの“バルクCD”という形態をとっており、ジャケットやブックレットはライセンシとなったリスナが制作・販売した。
6月14日	ファン・クラブ・ツアー“万国点検隊 並行郷錬金術大プロペラ団”に出発。ミャンマー(ビルマ)のバガン(パガン)を中心に19日まで開催。
7月6日	書籍『音楽産業廃棄物』の附録CD-ROM改訂版(Ver2.0)と正誤表の発送開始。平沢進が主題歌「星を知る者」を提供したプレイステーション用RPGソフト『ラグナキュール レジェンド』がアートディンクパブリッシャーよりリリース。これに先立ち6月2日よりアートディンクのサイトでは主題歌の入ったPVも公開。
8月	P-MODELのヴィデオ『BITMAP 1979-1992』がVHSのみ250本限定で再リリース(ケイオスユニオンの通販のみ)。
10月	P-MODEL「Moon Plant-I」(クレジットは「Susumu Hirasawa MOON PLANT ONE」)が収録されたコンピレイションCD『WORLD WIDE KIND』がMIRAI(INTELLIGENTSIA)の主宰するUMMO DISCS(ディストリビューションはオランダのGROOVE UNLIMITED)よりリリース(日本発売は12月15日)。
10月6日	グローバル・トリビュート大作戦の成果発表、グランド・フィナーレを迎える。『日経ネットナビ2000年12月号』の附録CD-ROMにベスト5を収録。平沢進、8thソロ・アルバム『賢者のプロペラ』がケイオスユニオン(TESLAKITE)よりリリース。以後、基本的に新作はディストリビュータを通さずケイオスユニオンよりリリース。
10月15日 平沢進、HMV心斎橋でインストア・イヴェント開催。
10月21日 平沢進、HMV池袋サンシャイン60通りでインストア・イヴェント開催。
11月	11月〜12月末までJAS機内オーディオにて「賢者のプロペラ」がオンエア。続いて翌年1月〜2月には「ロタティオン」がオンエア。JASスキーツアー告知CD-ROMに「論理空軍」PVと「TAINACO-I」(書籍『音楽産業廃棄物』の附録CD-ROMと同内容)が収録。
11月1日	『賢者のプロペラ』MP3ヴァージョン第1弾、5曲をWORLD CELLよりリリース。
11月11日・12日 平沢進、大阪・BIG CATで“INTERACTIVE LIVE SHOW 2000 賢者のプロペラ”開催。ゲストはMIRAI(INTELLIGENTSIA)。
12月6日・18日 平沢進、東京・メルパルクホールで“INTERACTIVE LIVE SHOW 2000 賢者のプロペラ”開催。ゲストは6日がMIRAI、18日が小西健司。映像を音に変換するニュー・アイテム"Phonon Grabber"も登場。
12月20日	ファンクラブ会報『Green Nerve』においてP-MODELが「培養」期間に入ったことが宣言される。現メンバー構成の解消およびP-MODELの活動停止(会報は12月25日付で発送)。
12月22日	『賢者のプロペラ』MP3ヴァージョン第2弾、5曲をWORLD CELLよりリリース(2001年1月26日再エンコードして再リリース)。


2001

2月1日	PC-VAN内「CYBER GREEN NERVE」がPC-VANの閉鎖に伴い、ケイオスユニオンのサイトへ移設され「CYBER GREEN NERVE NURSE CAFE 2001」としてオープン。
3月29日	『日経ネットナビ 2001年5月号』の附録CD-ROMに「論理空軍」「賢者のプロペラ-1」のPVやデスクトップ用壁紙が収録。
4月5日	P-Plantが『日経ネットナビ』のサイトからケイオスユニオンのサイトに移設して再開。
5月15日	平沢進、ライヴ・ヴィデオ『賢者のプロペラ Version1.4 INTERACTIVE LIVE SHOW 2000』が通販開始(店頭発売は10月11日より)。
7月2日	“Hirasawa Energy Works”サイトがオープン。
8月15日	   ベスト・アルバム『SOLAR RAY』収録予定2曲のサンプル配信。
8月22日	   太陽光発電の“余剰電力”でレコーディングした曲として「電光浴」をリサイクルしたアルバム未収録曲「D.mp3」をGhostWeb内“PHANTOM NOTES”で配信。
9月1日	   ネット・イヴェント“エナジー・ハンティング”スタート。
9月15日	   ベスト・アルバム『SOLAR RAY』収録予定3曲のサンプル配信。
10月5日	   平沢進、池尻大橋・マック・スタジオで“Hirasawa Energy Works”の制作発表記者会見開催。
10月11日	“ソーラー・スタジオ”でレコーディングされた第1弾作品として“P-MODELカーネル”アレンジによる平沢進のベスト・アルバム『SOLAR RAY』リリース。
10月28日	平沢進、渋谷・タワーレコードでインストア・イヴェント開催。
11月10日・11日 平沢進、つくば市・科学万博記念公園モニュメント広場で“Hirasawa Energy Works - Solar Live LIVE SOLAR RAY”開催。自己発電楽器ダイナモ・シンセサイザー(のちにGravitonと命名)が登場。
11月28日	ネット・イヴェント“エナジー・ハンティング”協力者への感謝を込めて「ハンターを称える音声ファイル」を“Hirasawa Energy Works”のサイトで配信。
12月27日 WORLD CELLが『日経ネットナビ』のサイトからケイオスユニオンのサイトに移設して再開。ゲーム主題歌「星を知る者(MP3バージョン)」と宮村優子への提供曲のセルフ・カヴァー「Ruktun or Die(ルクトゥン・オア・ダイ)」(この曲のみ1か月限定)を販売開始。


2002

1月25日	CGアーティスト22productと制作中のムーヴィ『LOOP』のサウンド・トラック(β1)を「冬季陽光の変換例」としてGhostWeb内“PHANTOM NOTES”で配信。
2月	平沢進が音楽を担当した22productのムーヴィ『LOOP』が22productのサイトで公開。
2月28日	平沢進が音楽を担当したアニメーション映画『千年女優』(今敏監督)が「第5回文化庁メディア芸術祭 アニメーション部門」で大賞受賞。また“インタラクティブ・ライブ・ショウ2000「賢者のプロペラ」”が「同デジタルアート[インタラクティブ]部門」審査員推薦作品に選出。
3月11日		(財)デジタルコンテンツ協会主催「デジタルコンテンツグランプリ」で“インタラクティブ・ライブ・ショウ2000「賢者のプロペラ」”が<作品表彰の部>の最高賞である「経済産業大臣賞」と「エンターテイメント部門最優秀賞」を受賞。
5月10日	P-MODELのほぼ全音源を網羅した16枚組バインダー・セット『太陽系亞種音』リリース。
7月1日	公式BBS“Green Page”が閉鎖。
9月6日	平沢進が音楽を担当したアニメーション映画『千年女優』(今敏監督)のサウンド・トラックがリリース。
9月14日	アニメーション映画『千年女優』が全国公開。
9月24日	平沢進、ライヴ・ヴィデオ『LIVE SOLAR RAY Hirasawa Energy Works Solar Live』が通販リリース。
11月21日	P-MODEL「ATOM SIBERIA」が収録されたコンピレイションCD『Impossibles! 80's JAPANESE PUNK & NEW WAVE』が徳間ジャパンコミュニケーションズよりリリース。
12月25日	平沢進、アルバム・リリースに先駆け新曲「RIDE THE BLUE LIMBO」をWORLD CELLで配信。

2003

1月29日	平沢進が音楽を担当した“アサヒ 穣三昧”CMがオンエア。ゆいこが歌う「陸の人よ」は、一部は平沢が作詞・作曲しているが、アレンジにはタッチしていない。
2月13日	平沢進、9thソロ・アルバム『BLUE LIMBO』リリース。
2月25日	2枚組DVD『千年女優 Collection Box(初回生産限定商品)』に、平沢進のオーディオ&ヴィデオ・コメントが収録。
3月12日	「殺戮への抗議配信」としてケイオスユニオンのサイトで「高貴な城」「Love Song (2003年バージョン)」の2曲を配信。
3月22日	平沢進、渋谷・タワーレコードでインストア・イヴェント開催。ノートPCロボット“Bhan-Noi(バーン・ノイ)”ことER1(Evolution Robotics)登場。
3月26日	平沢進が坂田四郎・名義で曲の一部を手がけた、ゆいこのシングル 「陸の人よ」がワーナーミュージック・ジャパンよりリリース。
4月12日	インタラクティヴ・ライヴ“LIMBO-54”のシステム検証準備イヴェントとして、ネット上で“活線LIMBOを踊る夜”開催。
4月28日・29日 平沢進、大阪・なんばHatchで“Interactive Live Show 2003 LIMBO-54”開催。
5月4日・5日 平沢進、東京・メルパルクホールで“Interactive Live Show 2003 LIMBO-54”開催。
7月26日	「ナノ重複記念曲集」としてアルバム未収録ヴァージョンの曲をWORLD CELLで発売。
9月12日	アニメーション映画『千年女優』が全米公開。
10月1日	P-MODEL「ROOM RUNNER」が収録された4枚組コンピレイションCD『GET THE PUNK -J PUNK & NEW WAVE 1972〜1991-』がテイチクエンタテインメントよりリリース。
10月6日	NHK教育「おかあさんといっしょ」の「10月のうた」として平沢進が作詞・作曲・編曲・演奏した「地球ネコ」がオンエア開始。ヴォーカルは、今井ゆうぞう(歌のおにいさん)&はいだしょうこ(歌のおねえさん)。
10月16日	「地球ネコ」が収録されたNHKおかあさんといっしょ最新ベスト『このゆびとまれ』がポニーキャニオンよりリリース。
10月20日	『IN A MODEL ROOM』がデジタル・リマスタリング&紙ジャケットのCDでSS RECORDINGSより再リリース。
11月20日	『LANDSALE』がデジタル・リマスタリング&紙ジャケットのCDでSS RECORDINGSより再リリース。
11月26日	平沢進、ライヴ・ヴィデオ(DVD)『INTERACTIVE LIVE SHOW 2003 LIMBO-54』が通販でリリース。95年にリリースされた平沢進のファン・クラブ向けライヴ・ヴィデオ『SIM CITY TOUR 1995-9-6 東京 渋谷公会堂』がDVD化され『INTERACTIVE LIVE SHOW 1995 SIM CITY』としてファン・クラブ・オンリィでリリース。
12月9日	新宿・ロフトプラスワンにて精神科医との対談イヴェント「斎藤環meets平沢進〜ひきこもりmeetsミュージック〜」開催。
12月20日	『Potpourri』がデジタル・リマスタリング&紙ジャケットのCDでSS RECORDINGSより再リリース。


2004

1月10日	平沢進、カトゥーイ追悼アルバム『SWITCHED-ON LOTUS』が通販リリース。
1月21日	『SWITCHED-ON LOTUS』収録の「ハルディン・ホテル」のMP3がWORLD CELLで無料配信。
2月1日	新宿・紀伊國屋サザンシアターで、平沢進が音楽を担当する今敏・監督のTVアニメーション『妄想代理人』のイヴェント「前夜祭 完成披露試写会」が開催。平沢は今敏監督とトーク・ショウに出演。
2月2日	TVアニメーション『妄想代理人』がWOWOWでオンエア・スタート。全13話。
4月21日	「地球ネコ」のヴィデオが収録されたDVD/VHS『タンポポ団にはいろう!!』がNHKソフトウェア/ポニーキャニオンよりリリース。
4月28日	『妄想代理人』のDVDがアスミック・エースエンタテインメントよりリリース。7月までにvol.1〜vo.6が発売。7月9日リリースのvol.6には特典映像として平沢進と今敏の対談が収録。
5月12日	平沢進、アルバム『妄想代理人 オリジナルサウンドトラック』がリリース。
5月14日	新宿・ロフトプラスワンにて『妄想代理人』DVD発売記念トーク・イヴェント 「少年バットと呼ばれる通り魔は何者なのか?」に平沢進が出演。今敏、斎藤環と座談会。
5月16日	アルバム『妄想代理人 オリジナルサウンドトラック』収録曲「夢想ケ谷」と、CD未収録ヴァージョン10曲のMP3がWORLD CELLで無料配信。
6月4日	平沢進が出演するダウンロード型の有料動画配信サーヴィス「亜種音TV」がオフィシャル・サイトでスタート。
9月8日 P-MODELの『P-MODEL』『big body』をカップリングした『GOLDEN☆BEST P-MODEL』がユニバーサルミュージックよりリリース。
10月7日	平沢進の新プロジェクト“核P-MODEL”の1stアルバム『ビストロン VISTORON』がリリース。平沢進がオープニング&エンディング・テーマ曲を担当したプレイステーション2ソフト『ベルセルク 千年帝国の鷹(ミレニアム・ファルコン)篇 聖魔戦記の章』がサミーよりリリース
11月8日〜3日	核P-MODELのライヴ“トーキョー・ビストロン”が東京・新宿の全労災ホール(スペースゼロ)で4日間にわたり開催。カスタム・メイドのタルボ“ICE-9”が登場。
11月25日	『ベルセルク 千年帝国の鷹(ミレニアム・ファルコン)篇 聖魔戦記の章 オリジナルサウンドトラック』がULF Records/バップよりリリース。12月20日には収録曲「Sign」「Sign-2」のMP3が2曲セットでWORLD CELLで配信。

2005

2月14日	「亜種音TV」第2期がケイオスユニオンより配信開始。
2月22日	「核P-MODELライブ達成記念」として「暗黒πドゥアイ(マイナーバージョン)」「二重展望3.1 / 二重展望3.2 / 二重展望3.3」「Solid air 2005」「フルヘ2005」の4タイトルがWORLD CELLでMP3発売。
4月1日	核P-MODELのライヴDVD『LIVE VISTORON』が通販リリース。P-MODELのライヴ・ヴィデオ『三界の人体地図』がDVD化され通販リリース。
4月5日	平沢進、アルバム『Paranoia Agent Original Soundtrack (妄想代理人 オリジナルサウンドトラック)』がGENEON ENTERTAINMENT(USA)より海外でリリース。ボーナストラックとして「Grandfatherly Wind (祖父なる風)」も収録。平沢進の5曲入り携帯電話着信音MP3「an amazing set of ringtones」が、アートユニットtwenty2productのサイトで配信。
6月15日	CD-ROM付き書籍『改訂復刻版 音楽産業廃棄物』がブッキングよりリリース。
6月29日	平沢進の携帯電話着信音用トラック「special ringtones」がケイオスユニオン(グリーンナーブ)よりファンクラブ限定配信。もともとは海外企業の依頼で制作した曲だが、企画がボツになったために公開。
6月30日	核P-MODEL「アンチ・ビストロン[メカノ・ヴァージョン]」リリース。東京・中野に中野泰博がオープンしたニュー・ウェイヴ系専門店ショップ・メカノの店頭のみで限定販売。
8月10日	平沢進がAmigaOS4の起動音のために作曲したトラックからのアウトテイク「Eastern-boot」がFAMIGA(@nifty Amiga Forum)で無料配信。9月30日のFAMIGA閉鎖までの期間限定。
8月30日	平沢進、ミニ・ギター・アルバム『ICE-9』リリース。カスタムメイドの新型タルボ"ICE-9"披露記念の企画盤。
9月19日	平沢進のライヴ“-GREEN NERVE PRESENTS- 反射の集いは氷の9”が東京・南青山MANDALAで開催(昼夜2回入れ替え制)。アルバム『ICE-9』発売記念のファン・クラブ会員限定ライヴ・イヴェントで、中野泰博との対談、折茂昌美(シャンプー)のタロット占いも行われた。
9月21日	『ICE-9』より M1「ユーラシア21℃」を無料配信。
12月16日	「亜種音TV」第3期がケイオスユニオンより配信開始。

2006

2月2日	平沢進、10thアルバム『白虎野』リリース。マンドレイク『アンリリースト・マテリアルズ』Vol.1/ Vol.2がケイオスユニオン(TESLAKITE)より再リリース。
2月22日	アルバム『白虎野』より「時間の西方」が無料配信。
3月30日	INTERACTIVE LIVE SHOW 2006“LIVE 白虎野”の特設ポータル・サイトがプレ・オープン。4月19日にグランド・オープン。
4月11日	インタラクティブ・ライブの名場面をダイジェストにしたプロモーション・ムーヴィ「INTERACTIVE LIVE SHOW DIGEST 1995-2003」がオフィシャル・サイトで公開。
4月22日	“LIVE 白虎野”のプレ・イヴェント“「考える人」テスト・ドライブ”が特設サイトで開催。
5月1日	INTERACTIVE LIVE SHOW 2006“LIVE 白虎野”が大阪・なんばHatchで開催。5月3日・4日は東京・日本青年館で開催。
6月14日	新宿ロフト開店30周年を記念した2枚組のコンピレイション『ROCK is LOFT -Purple Disc- 〜SHINJUKU LOFT 30th Anniversary〜「3コードの美学/テクノ&ニュー・ウェイヴ時代の到来」』(ユニバーサル ミュージック)がリリース。「Purple Disc」にP-MODELの「美術館で会った人だろ」が収録。
6月28日	P-MODEL「美術館で会った人だろ」が収録されたオムニバス『テクノロイド-JAPANESE 80's NEW WAVE SAMPLER-』(徳間ジャパンコミュニケーションズ)がリリース。
7月8日	“LIVE 白虎野”パンフレット『INTERACTIVE LIVE SHOW 2006 LIVE BYAKKOYA SUSUMU HIRASAWA』(ケイオスユニオン/テスラカイト)発送開始。
7月1日	The Doors (初台)で行われた 4-D mode1 のライヴに平沢進がゲスト出演。インプロヴィゼーション・セッションのほか「Heaven 2000」を演奏。
7月19日	“LIVE 白虎野”で使用された楽曲が『LIVE白虎野記念パッケージ』(ケイオスユニオン/WORLD CELL)としてMP3でリリース。
8月1日	平沢進がゲスト出演した4-D mode 1のライヴ・アルバム『Die offizielle Raubkopie』がプライヴェート版として限定発売。
9月19日	2005年9月19日に南青山MANDALAでファン・クラブ会員限定イヴェントとして行われたギター・ライブのDVD化『反射の集いは氷の9』(ケイオスユニオン/TESLAKITE)がリリース。
9月23日	P-MODELの「Astro-Ho」を平沢進名義でカヴァーした亜種音TV Vol.14「ASTRO-HO-06」が配信開始。
10月25日	P-MODEL「ダイジョブ」が収録されたオムニバス『爆裂!ニュー・ウェイヴ 1980』(ビクターエンタテインメント)がリリース。
11月23日	平沢進、CD-EXTRA『「パプリカ」オリジナルサウンドトラック』(ケイオスユニオン/TESLAKITE)がリリース。映画『パプリカ』エンディング・テーマ「白虎野の娘」とサウンドトラックからのアウトテイク「走る者」(アルバム未収録)を無料配信。なお「白虎野の娘」はアカデミー賞歌曲部門のノミネート候補選考対象作品56曲のうちの1曲に選ばれた。
11月25日	映画『パプリカ』が全国順次ロードショウ。

2007

1月24日	P-MODEL「美術館で会った人だろ」が収録されたオムニバス『ロックNIPPON〜紺待人セレクション』(東芝EMI)がリリース。
2月21日	遠藤ミチロウ BOX『飢餓々々帰郷〜遠藤ミチロウの軌跡〜』(徳間ジャパンコミュニケーションズ)がリリース。平沢進参加フォノシート「飢餓々々帰郷」初CD化収録。
3月3日	平沢進のノン-インタタクティヴ・ライヴ“PHONON2550”が3月3日・4日にリキッドルーム(東京・恵比寿)で開催。
3月22日	“東京国際アニメフェア2007”における“東京アニメアワード”で『パプリカ』が関連する個人賞を含め3部門で受賞。平沢進は個人部門音楽賞を受賞。
4月25日	P-MODEL『Perspective +11 Tracks』『ANOTHER GAME』(SS RECORDINGS)が再リリース。
6月7日	『映像のための音楽 〜平沢進サウンドトラックの世界』(ケイオスユニオン/TESLAKITE)がリリース。
6月29日	万国点検隊“P-0”が6月29日〜7月3日にプーケット(タイ王国)で開催。
5月23日	映画『パプリカ』がDVD, BD, UMDでソニー・ピクチャーズ エンタテインメントよりリリース。ディスクに今監督と平沢進による音声解説が収録されるほか、デラックス・ボックスのストーリーボード・ブックにはインタヴューも掲載。
6月15日	平沢進のオフィシャル・サイトが"NO ROOM"としてリニュアル・オープン。デザイン、コンテンツ、システムともに一新される。
7月25日	P-MODEL『カルカドル』『ワン・パターン』(GT music/ソニーミュージック)が再リリース。
10月3日	亜種音TV 第3期 VOL.15「P-0 裏庭のハリケーン」配信開始。
10月31日	10月31日	平沢進、2006年5月1日〜4日に大阪・なんばHatchと東京・日本青年館で開催されたインタラクティヴ・ライヴのDVD化『Interactive Live Show 2006「LIVE 白虎野」』が通販でリリース。あわせて1996年に行われたインタラクティヴ・ライヴのヴィデオ『INTERACTIVE LIVE SHOW “SIREN” 架空のソプラノ』がDVD化されてグリーンナーブ会員限定で再リリース。


2008

2月21日	4-D mode 1 のアルバム『Rekonnekted』(4-D Label)がリリース。平沢進がギター(モズライト)で「My Neighbor Upstairs」に参加。
4月3日	核P-MODELのシングル「Big Brother - 可逆的分離態様」(Shop MECANO)が東京・中野のニュー・ウェイヴ系専門店ショップ・メカノのみで限定販売。
4月23日	平沢進、2007年3月3日・4日にリキッドルーム(東京・恵比寿)で行われたライヴのCD化『PHONON2550 LIVE』(ケイオスユニオン/TESLAKITE)がリリース。
6月25日	イタリアのゴシック・メタル・バンド InhVmaN のヴォーカル Riccardo Brett と平沢進のユニットによる3曲入りシングル「Tetragrammaton(テトラグラマトン)」(ケイオスユニオン/TESLAKITE)がリリース。
8月18日	2007年に行われた平沢進プロデュースのオリエンテイリング・ツアー「万国点検隊」の初映像化作品『P-0 (ピー・スーン)』(ケイオスユニオン/TESLAKITE)がリリース。
10月30日	平沢進、2007年3月3日・4日にリキッドルーム(東京・恵比寿)で行われたライヴのDVD化『PHONON 2550 VISION』(ケイオスユニオン/TESLAKITE)がリリース。
10月31日	タイの「第2の女性」をテーマに綴り、自ら撮影した平沢進の初単行本『SP-2 タイのニューハーフ? いいえ「第2の女性」です』(発行: ケイオスユニオン 発売: 河出書房新社)が刊行。
11月28日・29日	平沢進のライヴ「PHONON 2551」が東京キネマ倶楽部 (鶯谷)で開催。MIDI制御でスパークしなながら演奏する新楽器 The Musical Tesla Coil Zeusaphone Z-60 が登場。

2009

2月18日	平沢進、11thオリジナル・ソロ・アルバム『点呼する惑星』(ケイオスユニオン/TESLAKITE)がリリース。
3月18日	HQCDで平沢進のアルバム『SIREN セイレーン』『救済の技法』(コロムビアミュージックエンタテインメント)が再リリース。ボーナス・トラックとしてシングル「サイレン*Siren*」「BERSERK―Forces―」をそれぞれ収録。
3月23日	オンデマンドCDとしてP-MODELのアルバム『舟』(コロムビアミュージックエンタテインメント)が再リリース。
4月10日	INTERACTIVE LIVE SHOW 2009「点呼する惑星」の特設サイトがオープン。
4月16日〜18日	平沢進のINTERACTIVE LIVE SHOW 2009 「点呼する惑星」が江戸川区総合文化センター 大ホール(新小岩)で開催。タイからのゲスト、A-sai, Fiat, Rang が出演。新楽器のレーザー・ハープ beamz が登場。
8月7日	亜種音TV 第4期 VOL.16「LIVE 点呼する惑星 4つの騒動」配信開始。
9月15日	平沢進、2008年11月28日・29日、東京キネマ倶楽部で行われたライヴのDVD化『PHONON2551 VISION』(ケイオスユニオン/TESLAKITE)がリリース。あわせてP-MODELのライヴ・ヴィデオ『ENDING ERROR』(ケイオスユニオン/TESLAKITE)がDVD化されてグリーンナーブ会員限定で再リリース。
9月1日	平沢進ソロ・デビュー20周年/P-MODELデビュー30周年記念の1年にわたるプロジェクト[ 凝集する過去 還弦主義8760時間 ]がスタート。
9月24日	オンデマンドCDとしてP-MODELのアルバム『電子悲劇/~ENOLA』(コロムビアミュージックエンタテインメント)が再リリース。
10月27日	twitterの平沢進フォロワーが1万人を突破。
10月28日	平沢進が参加した 4-D mode 1 のシングル「緋色のクルー」(4-D Label)がリリース。
10月28日	新宿ロフトで行われたイヴェント「DRIVE to 2010 平沢進プレゼンツ」での 4-D mode1 のステージが平沢進がヴィデオ出演。サイレント・ギター(ARIA/AS-100C/SPL)を奏でる。ほかに、シャンプー、PEVO、中野テルヲが出演。
11月11日	平沢進 with 島崎和歌子「アフリカのクリスマス」収録のオムニバス『for winter music Lovers 〜 TECHNOPOP Xmas 』(GT music/ソニーミュージック)がリリース。

2010

2月15日	平沢進、2009年4月16日〜18日に東京・江戸川区総合文化センターで開催されたライブのDVD化『INTERACTIVE LIVE SHOW 2009「LIVE 点呼する惑星」』がリリース。
2月26日〜28日	平沢進のライヴ「PHONON2553」がリキッドルーム(東京・恵比寿)で開催。
6月23日	平沢進によるP-MODEL楽曲リメイク・アルバム『突弦変異』(ケイオスユニオン/TESLAKITE)がリリース。収録曲より「Solid air」が無料配信。
9月10日	『キーボード・マガジン 2010年10月号 AUTUMN』(リットーミュージック)に特集記事「アーティスト列伝 P-MODEL」が掲載。
9月20日	平沢進が参加した 4-D mode 1 のアルバム『DENKMAL』(4-D Label)がリリース。 
10月16日	書籍をデジタル化した『改訂復刻DIGITAL版 音楽産業廃棄物』(ファッシネイション)がDVDパッケージ版とダウンロード版でリリース。
11月10日	平沢進のセルフ・リメイク・アルバム『変弦自在』(ケイオスユニオン/TESLAKITE)がリリース。収録曲より「バンディリア旅行団」が無料配信。
11月10日	P-MODEL「列車」の『PerspectiveII』ヴァージョンが収録されたオムニバス『GROOVIN' 昭和! 7〜ロマンチスト』(徳間ジャパンコミュニケーションズ)がリリース。
12月24日	平沢進が参加したヤプーズのライヴ・ヴィデオ『ヤプーズ・デ・ラ・クルスの犯罪的人生』がUNDO RECORDSよりDVD化リリース。

2011

1月13日〜14日 平沢進のライヴ「東京異次弦空洞」が[ 凝集する過去 還弦主義8760時間 ]のフィナーレとしてSHIBUYA-AX(東京・渋谷)で開催。タイからのゲスト Neng と Rang が参加。
1月27日	平沢進ソロ・デビュー20周年/P-MODELデビュー30周年記念イヴェント「凝集する過去 還弦主義8760時間」のアウトロダクション・ムーヴィが公開。1年4か月にわたるイヴェントもフィナーレを迎えた。
3月15日	P-MODELのライヴ・ヴィデオ『音楽産業廃棄物』がマグネットよりDVD化リリース。
3月25日	公式サイトNO ROOMで平沢進の提唱する「独立メディアのための無料音楽素材」の配信が開始。平沢進の音源ほか、PEVO1号(PEVO)による提供音源も配信。
5月30日	平沢進、2010年2月26日〜28日に東京・恵比寿リキッドルームで開催されたライヴのDVD化『PHONON 2553 VISION』(ケイオスユニオン/TESLAKITE)がリリース。
6月24日	「ステルスマン」名義の楽曲「原子力」の配信がスタート。公式サイトでの配布は2011年6月24日15時から6月29日15時まで5日間の期間限定だが、再配布も可能。
6月29日	「ステルスマン」名義の楽曲「原子力」のカラオケ「ステルスマンから奪ったもの」の配信がスタート。6月29日15時から7月4日15時まで。
8月5日	平沢進、twitterアカウントのフォロワが5万人を越えたことを記念してスタジオからのべ5万秒のUstream中継「Hirasawa監視50000秒」がスタート。
8月24日	『現代思想 2011年9月臨時増刊号 緊急復刊 imago 総特集 東日本大震災と 〈こころ〉 のゆくえ』(斎藤環責任編集/青土社)に平沢進が寄稿した『音楽と放射能 手品師が見た日本の「放射能体験」』が掲載。
9月21日	P-MODELのアルバム『舟』『電子悲劇/~ENOLA』(日本コロムビア)がリマスタリングされ、ボーナス・トラック入り(ただしCD-EXTRA仕様ではない)で再リリース。
11月30日	平沢進、2011年1月13日・14日にSHIBUYA-AXで行われたライヴのDVD化『東京異次弦空洞』(ケイオスユニオン/TESLAKITE)がリリース。

2012

2月4日	平沢進、アニメーション映画『ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵』の主題曲「Aria」(ケイオスユニオン/TESLAKITE)がリリース。公式サイトにて「Aria 特別ショートバージョン」公開。
2月29日	平沢進が20世紀(メジャー・レーベルに所属した時代)に残した作品集『20世紀+BOX HALDYN DOME』(ケイオスユニオン/TESLAKITE)がリリース。
4月9日	平沢進エッセイ集『来なかった近未来』がファッシネイションよりPDFで発売。
4月12日	P-MODELのアルバム『カルカドル』『ワン・パターン』がGT music(ソニー・ミュージックダイレクト)より限定再プレス。
5月2日	P-MODELがワーナーパイオニア時代にリリースしたシングルのCD化『ワーナー・イヤーズ・シングル・ボックス』がタワーレコードより限定発売。P-MODELのアルバム『P-MODEL』『big body』もタワーレコード限定で再リリース。
6月6日〜8日	五反田・ゆうぽうとホールで平沢進のライヴ「PHONON2555」が開催。荒木康弘(ティンパニ)とPEVO 1号(ギター)がゲスト出演。
6月22日	ニコニコ動画で行われた『映画「ベルセルク 黄金時代篇II」公開記念 平沢進と一緒に「Sign」投稿動画を見よう』に平沢進が出演。ニコニコ動画初登場となった。
10月8日 高円寺HIGHで行われたPEVOのライヴ「PEVO!PEVO!PEVO!」にヴォルキス・プロラデュークが出演。
11月23日	平沢進の12thアルバム『現象の花の秘密』(ケイオスユニオン/TESLAKITE)がリリース。

2013

1月24日〜26日	平沢進の「INTERACTIVE LIVE 2013 ノモノスとイミューム」が渋谷公会堂で開催。ゲストは折茂昌美(ヴォーカル&パフォーマンス)。
2月2日	新宿バルト9にて行われた映画『ベルセルク 黄金時代篇III 降臨』の舞台挨拶に平沢進が登壇。
4月26日〜30日	初期P-MODELの歌詞やアート・ワークを手がけた平沢裕一が、つくばにカフェ・バー「GAZIO」を開店。プレ・オープニング・イヴェント「GAZIO CYCLE-Z」が開催。平沢進もネット中継で参加。
6月8日	2007年にプーケットで行われた万国点検隊「P-0」で使用された楽曲を平沢進がGazioのために自らリミックスしたCD『P-0 Gazio Mix CD』がGazio限定リリース。
7月13日	音声メッセージ「平沢進からの暑中見舞い」配信。
8月19日	平沢進、2012年6月6日〜8日に五反田・ゆうぽうとホールで行われたライヴのDVD化『PHONON2555 VISION』(ケイオスユニオン/TESLAKITE)がリリース。
10月12日	つくばのカフェ・バー「GAZIO」で開催されたイヴェント「和ハーブ in GAZIO」に平沢進がネット中継で出演。試食に参加し、自らの「食」について語った。なお、GAZIOでは1980年1月5日・名古屋芸音劇場や1981年6月7日・京都サーカスサーカスでのP-MODELライヴ映像も公開。
10月	平沢進が参加した4-D mode1のシングル「DRIVE」(4-D Label)がリリース。
11月6日	核P-MODELの2ndアルバム『гипноза (Gipnoza)』ケイオスユニオン/TESLAKITE)がリリース。
12月10日	『キーボード・マガジン 2014年1月号』(リットー・ミュージック)に平沢進&核P-MODEL特集掲載。

2014

1月11日〜14日	核P-MODELのライヴ「パラレル・コザック」が赤坂BLITZで開催。ゲストはPEVO 1号(ギター)と毛糸帽の男(キーボード)。「GAZIO文化祭」開催中のつくばのカフェ・バー「GAZIO」では、一般向けとは別カメラによる中継あり。
1月	平沢進が参加した4-D mode1のシングル「ieder」(4-D Label)がリリース。
1月25日	つくばのカフェ・バー「GAZIO」で開催されたイヴェント「和ハーブ VEGE恵方巻 in GAZIO」に平沢進がネット中継で出演。試食に参加し、自らの「食」について語った。
5月21日	ライヴの出囃子から1曲めまでを集めて収録した平沢進の企画盤『LIVEの方法2 導入のマジック』(ケイオスユニオン/TESLAKITE)がリリース。
5月31日	『導入のマジック』発売記念ネット・イヴェント「平沢進のBack Space Pass」開催。「まるまる1時間、平沢が一人でしゃべり続ける異例の Ustream放送」は、以後、媒体を変えながら定例化。
7月4日	P-MODELのCD全集『太陽系亞種音』(ケイオスユニオン/TESLAKITE)の新パッケージ版がリリース
9月24日	平沢進のソロ・デビュー25周年を記念したポリドール(現ユニバーサル ミュージック)時代のリイシュー企画「Project Archetype」が始動。第1弾として、初期3部作『時空の水』『サイエンスの幽霊』『ヴァーチュアル・ラビット』と2枚組コンピレイション『Archetype | 1989-1995 Polydor years of Hirasawa』がリマスタリング音源のSHM-CDでユニバーサル ミュージックよりリリース。
10月11日〜13日	「平沢進 X 核P-MODEL名義」の全部入りライヴ「HYBRID PHONON」がステラボール(エプソン 品川アクアスタジアム/現マクセル アクアパーク品川内)で開催。ゲストは PEVO 1号(ギター)。
11月5日	平沢進ソロ・デビュー25周年企画「Project Archetype」第2弾として、オリジナル・アルバム『AURORA』『Sim City』およびライヴ・アルバム『error CD+DVD』およびサウンドトラック2枚組コンピレイション『Symphonic Code』がリマスタリング音源のSHM-CDでユニバーサル ミュージックよりリリース。『error CD+DVD』にはライヴDVDもパッケージング。
12月3日	平沢進ソロ・デビュー25周年企画「Project Archetype」の一環として『BITMAP 1979-1992』(ユニバーサル ミュージック)がDVD化リリース。
11月9日	ヴォルキス・プロラデュークが参加したPEVOのアルバム『スポット破壊指令』(Pullmozile)がリリース。ヴォルキス・プロラデュークは1同日、高円寺HIGHで行われたアルバム発売記念ライヴにも登場。
12月25日	平沢進ヴォーカルによる「アフリカのクリスマス」のリアレンジ版が有料配信。サンプルとして「神の声」入りヴァージョンが配信。
12月30日	グリーン・ナーヴ会員限定公開の動画「平沢進、2014年末の挨拶」配信。

2015

1月8日	グリーン・ナーヴ会員限定公開の動画「平沢進、2015年始の挨拶」配信。
1月28日	2013年1月24日〜26日に渋谷公会堂で行われた平沢進の『INTERACTIVE LIVE SHOW 2013 ノモノスとイミューム』(ケイオスユニオン/TESLAKITE)がDVD化リリース。
4月2日	平沢進の新作およびライヴへ向けたインタラクティヴなWebイヴェント「過去向く士・Ψ(プシー)ヶ原の策謀」がスタート
4月4日	ヴォルキスプロラデュークが参加した2014年11月9日・高円寺HIGHでのPEVOのライヴ『NEOZIC』がDVD化リリース。
6月3日	2014年1月11日から14日の4日間、東京・赤坂BLITZで行われた核P-MODELのライヴ「パラレル・コザック」(ケイオスユニオン/TESLAKITE)がDVD化リリース。
6月30日	東京・中野ブロードウェイにある中野泰博のセレクト・ショップ Mecano(メカノ)の開店10周年記念2枚組コンピレイションCD『築10年』が6月30日にリリース。核P-MODEL「白く巨大で」の新ヴァージョンが収録される。
11月18日	平沢進の13thアルバム『ホログラムを登る男』(ケイオスユニオン/TESLAKITE)がリリース。
11月27日〜29日	平沢進の「INTERACTIVE LIVE SHOW “WORLD CELL 2015”」が水道橋・東京ドームシティホールで開催。1998年開催「WORLD CELL」の再演(続篇)となる。
12月12日	平沢進のtwitterフォロワ8万人突破記念イヴェント「百足らず様が通る」のテーマ曲「百足らず様」の無料配信がスタート。
12月20日	平沢進/P-MODEL関連のイヴェントがしばしば開催されたカフェ・バー「GAZIO」が閉店。「サヨナラつくば!LAST PARTY @TSUKUBA」がカフェ内装解体後のGAZIOにて開催された。

2016

1月15日	「WORLD CELL 2015」物販でのメモリアル・カード購入者向けのコンテンツ配信がスタート。
2月22日	恵比寿・リキッドルームで開催されたminus(-)のライヴ「ecru」に平沢進がゲスト出演。ニコニコ動画で生中継された。
4月2日	 平沢進の誕生日記念として気功(スワイショウ)用BGM「Okagesama count 1000」が配信。
9月14日	平沢進のアルバム『Ash Crow〜平沢進 ベルセルク サウンドトラック集〜』(ケイオスユニオン/TESLAKITE)がリリース。
9月21日	2013年12月7日・8日・14日・15日に新宿ロフトで行われたKERA主催のイヴェントを収録した4枚組アルバム『ケラリーノ・サンドロヴィッチ・ミューヂック・アワー2013』(ナゴムレコード/ソリッドレコード))が9月21日に1200セット限定(シリアル・ナンバー入り)でリリース。平沢進が参加したケラ&ザ・シンセサイザーズ「オハヨウ」「やっつけ仕事」も収録。
10月31日	ファンクラブ会員限定トーク・イヴェント「景観する循環カフェ」が吉祥寺・スターパインズカフェで開催。以後、11月1日・11月16日・11月17日に開催。
12月18日	PEVOのライヴ「Mock'n'doll show 2016 擬装市民PEVO誕生」が表参道GROUNDで開催。ヴォルキス・プロラデュークも出演。
12月25日	ヒカシューのライヴ「絶景クリスマス」に平沢進、KERA, あふりらんぽがゲスト出演。平沢進はギターに加え、P-MODELや平沢ソロ、ヒカシューのナンバーを巻上公一とともに歌う。
12月28日	平沢進がゲスト出演したminus(-)の2016年2月22日・恵比寿リキッドルームでの「minus(-)LIVE 2016“ecru”」が、BD&DVD化リリース。

2017

3月15日〜17日	ファンクラブ会員限定トーク・イヴェント「景観する循環カフェ」追加公演が吉祥寺・スターパインズカフェで開催。
4月2日	 水道橋・TOKYO DOME CITY HALLで開催されたTVアニメイション『ベルセルク』のイヴェント「蝕2017〜生贄たちの宴〜」に平沢進が出演。「灰よ」「Ash Crow」をプレイ。
4月13日	2014年10月11〜13日にエプソン品川アクアスタジアム(現マクセル アクアパーク品川)ステラボールで行われた「平沢進 x 核P-MODEL」名義のライヴ『HYBRID PHONON』(ケイオスユニオン/TESLAKITE)がDVD化リリース。平沢進ソロ、核P-MODEL、さらにはP-MODELの楽曲まで交えた全部入り。
7月8日・9日	平沢進、twitterフォロワ9万人記念ライヴ「第9曼荼羅」がZeppなんば大阪で開催。サポートは 会人(松SSHO+鶴TAZZ)。大阪、東京公演を通して演奏されるスネアドラムへの打数はリアルタイムでカウントされ、カウント・モニターに表示され、全5公演を通して9万打を達成すれば9万音符からなる楽曲が配信される趣向。
10月5日〜7日	平沢進、twitterフォロワ9万人記念ライヴ「第9曼荼羅」が新木場・STUDIO COASTで開催。ゲスト・ドラマーは上領亘、サポートは会人(松SSHO+鶴TAZZ)。最終日にて9万打が達成され、記念楽曲が配信された。
12月15日	2016年12月25日に代官山UNITで開催されたヒカシューの「絶景クリスマス」が32chDSDマルチ録音によるHi-Res音源『絶景』(makigami record/OTOTOY)としてリリース。平沢進(Vo,G)がゲスト出演したパートも収録。
12月21日	かつてGAZIOの店内放送で好評を博した平沢進のナレーション作品『第6フォルマント』がMP3のみでリリース。既存曲(新録音やリミックスを含む)をバックグラウンド・ミュージックにした平沢進のナレーションが聴ける。

 2018

4月28日	Hi-Res音源が先行リリースされていたヒカシューのライヴ・アルバム『絶景』(makigami records)がCDリリース。初回限定盤はDVD附属。平沢進(Vo,G)がゲスト出演したパートも収録。
6月14日	平沢進が参加した中井敏文の1stソロ・アルバム『monogrammed』がリリース。
9月5日	核P-MODELの3rdアルバム『回=回 』(ケイオスユニオン/TESLAKITE)がリリース。
9月14日・15日	核P-MODELのライヴ「回=回 」がZeppなんば大阪で開催。サポートは白会人(白松/白鶴)。
9月22日	核P-MODELの「TRAVELATOR_PATYF」無料配信。
11月16日・17日	核P-MODELのライヴ「回=回 」がZepp東京で開催。サポートは白会人(白松/白鶴)。

2019

1月14日	核P-MODELのライヴ「回=回 」追加公演が豊洲PITで開催。サポートは白会人(白松/白鶴)。
2月13日	平沢進と精神科医で長年の平沢リスナーとして知られる斎藤環との対談「ゲンロンカフェ@VOLVO STUDIO AOYAMA#16 平沢進・徹底解剖!」がボルボ スタジオ 青山で開催。有料配信も行われた。
7月11日	2015年11月27日〜29日、水道橋・東京ドームシティホールで開催された平沢進の『INTERACTIVE LIVE SHOW WORLD CELL 2015』(ケイオスユニオン/TESLAKITE)がDVD化リリース。
7月28日	平沢進+会人(EJIN)として苗場スキー場で開催された「FUJIROCK FESTIVAL'19」に出演。「会然TREK(夏)」と位置づけたライヴで、雨のRED MARQUEEに登場。
11月4日〜6日	平沢進+会人(EJIN)としてBATTLES(バトルス)のツアーに同行。「会然TREK 戦法STS」として、ドラムスにユージ・レルレ・カワグチを迎えた4人編成(バンド形態)で前座を務めた。11月4日・恵比寿ガーデンホール、11月5日・梅田クラブクアトロ、11月6日・名古屋クラブクアトロで公演。

2020

2月22日・23日	平沢進+会人(EJIN)によるライヴ「会然TREK 2K20▼02」がグランキューブ大阪で開催。サポートは白会人SSHO(松)+白会人TAZZ(鶴)。
3月13日・14日	平沢進+会人(EJIN)によるライヴ「会然TREK 2K20▲03」がZepp東京で開催。ゲスト(ドラムス)はユージ・レルレ・カワグチ、サポートは白会人SSHO(松)+白会人TAZZ(鶴)。COVID-19感染防止策として、入場時の非接触体温測定、マスク着用要請、会場消毒、公演中の換気などの対策がとられた。
4月2日	平沢進の誕生日記念として「Gift2020(二重展望2020)」配信。
4月19日	NHKホール開催予定だった平沢進+会人(EJIN)によるライヴ「会然TREK 2K20▼04」がCOVID-19感染拡大防止のための自粛要請により延期。
6月7日	NHKホール開催予定だった平沢進+会人(EJIN)によるライヴ「会然TREK 2K20▼04」がCOVID-19感染拡大防止のための自粛要請により再延期。
6月10日	「会然TREK 2K20▼02」で販売された「メモリアル・パッケージカード」のコンテンツが配信開始。
6月20日	再延期された平沢進+会人(EJIN)によるライヴ「会然TREK 2K20▼04」が、無観客有料配信ライヴ「会然TREK 2K20▼04 GHOST VENUE」としてNHKホールで開催。サポートは白会人SSHO(松)+白会人TAZZ(鶴)。約8400人をオンライン動員。


協力
ジフ http://www.pinkytrick.com/p/
ミズナシコウ https://perspective.localinfo.jp/